ビワイチ初心者が1日に走るとどのくらい時間がかかりますか?

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ビワイチ初心者が1日で完走する場合、休憩時間を含めて平均12時間程度かかる見込みです。朝7時に出発した場合、夕方7時頃にゴールできる計算になります。体力やペース配分を考慮し、余裕を持った計画を立てるのがおすすめです。

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ビワイチ初心者が1日で走る、そのリアルな時間とは?

琵琶湖一周サイクリング、通称「ビワイチ」。日本最大の湖をぐるりと一周する壮大なスケールは、多くのサイクリストを魅了し続けています。特に初心者にとっては憧れのルートの一つと言えるでしょう。しかし、その全長は約200km。果たして初心者が1日で完走できるのか、どれくらいの時間がかかるのか、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

インターネット上では「12時間程度」という情報がよく見られます。確かに平均的な目安としては正しいのですが、これはあくまで「目安」です。実際の所要時間は、個々の体力、経験、自転車の種類、天候、休憩時間など、様々な要因によって大きく左右されます。

まず、初心者の場合、ロードバイクに慣れていないため、平均速度は15km/h〜20km/h程度になることが多いでしょう。仮に平均速度を17km/hとすると、単純計算で約12時間かかります。しかし、これは休憩時間を含まない数字です。

ビワイチは長距離サイクリングです。こまめな休憩は必須です。美しい琵琶湖の景色を眺めながら、地元のグルメを堪能するのもビワイチの醍醐味。これらの休憩時間を考慮すると、プラス2〜3時間は見ておいた方が良いでしょう。つまり、合計で14〜15時間程度かかる可能性が高いということです。

朝7時に出発した場合、ゴールは夜9時〜10時頃になる計算です。日没後も走行することになるので、ライトの準備は必須です。また、夜間は気温が下がるため、防寒対策も怠らないようにしましょう。

さらに、初心者の場合、後半になるにつれて疲労が蓄積し、ペースが落ちることも想定されます。特に琵琶湖大橋を渡った後の北湖東岸は、アップダウンが続くため、体力を消耗しやすい区間です。そのため、最初のうちは余裕を持ってペース配分をすることが重要です。

では、どのように計画を立てれば良いのでしょうか?

  • 自分の体力に合わせた現実的な目標設定を: いきなり1日で完走することに固執せず、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。例えば、1日目は琵琶湖の半分まで走り、宿泊して2日目に完走するというプランもおすすめです。
  • 休憩ポイントを事前に確認: コンビニや道の駅など、休憩できる場所を事前に調べておきましょう。補給食や飲み物を購入できる場所もチェックしておくと安心です。
  • 天候に注意: 雨天や強風の場合は、無理せず中止または延期することも検討しましょう。
  • パンク修理などのトラブル対策: パンク修理キットや携帯ポンプは必ず持参しましょう。使用方法も事前に練習しておくと安心です。
  • 仲間と一緒に行く: 一人で走るよりも、仲間と一緒に行く方が安全で楽しく、モチベーションも維持しやすいです。

ビワイチは決して楽なチャレンジではありません。しかし、しっかりと準備を行い、自分のペースで走れば、初心者でも十分に完走可能です。雄大な琵琶湖の景色を楽しみながら、忘れられないサイクリング体験をしてみませんか? 無理なく、安全に、そして最高の思い出を作りましょう。