ベトナムの12月は寒いですか?

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ベトナムの12月は、地域差が大きいです。北部のハノイやサパは寒く、薄手のダウンジャケットが必要になることも。一方、南部のホーチミン市やフーコック島は乾季で温暖です。ただし、南部では乾燥しやすいので、乾燥対策や日焼け対策を忘れずに。

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ベトナムの12月、南国リゾート?それとも肌寒い北国?旅支度を考える前に知っておきたい気候情報

ベトナムの12月は、場所によって全く異なる表情を見せます。常夏のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、南北に細長い国土を持つベトナムは、地域によって気候の差が顕著です。特に12月は、北部と南部でまるで季節が違うかのよう。旅行を計画する際は、行き先によって適切な服装を選ぶことが重要です。

北部:冬の訪れを感じる肌寒い日々

ハノイやサパを含む北部は、12月になると本格的な冬を迎えます。平均気温は15度前後まで下がり、最低気温は10度を下回る日も珍しくありません。特に山岳地帯のサパでは、氷点下になることもあり、雪が降る年もあります。そのため、厚手のセーターやコート、マフラー、手袋などの冬服が必須です。薄手のダウンジャケットやフリースも重宝します。さらに、朝晩の冷え込みが厳しいので、重ね着で体温調節しやすい服装がおすすめです。

ハノイではサパほど寒くはありませんが、それでも日本の秋から初冬程度の気温です。日中は比較的過ごしやすいものの、朝晩は冷え込むので、一枚羽織るものがあると安心です。特に旧市街を散策する際は、路地裏は日陰になりやすいので、一枚多めに着ていくことをおすすめします。また、北部は12月が乾季にあたり、雨は少ないため、傘は折りたたみ傘で十分でしょう。

中部:変化に富んだ気候に注意

ダナンやホイアンといった中部は、12月は雨季の終わりにあたります。そのため、天候は不安定で、雨の日が多くなります。気温は北部ほど低くなく、20度前後で推移しますが、雨に濡れると体感温度は下がりますので、防水対策は必須です。レインコートや折りたたみ傘はもちろん、防水スプレーを靴に塗布しておくのも良いでしょう。また、日中は晴れていても急に雨が降り出すことがあるため、急な気温変化に対応できる服装がおすすめです。

南部:常夏気分を満喫!でも乾燥対策は忘れずに

ホーチミンシティやフーコック島などの南部は、12月は乾季の真っ只中。日差しが強く、気温も高く、まさに常夏の楽園です。平均気温は25度以上で、日中は30度を超える日も珍しくありません。そのため、半袖、短パン、サンダルなどの夏服で快適に過ごせます。ただし、朝晩は若干涼しくなることもあるので、薄手のカーディガンやシャツなどを一枚持っておくと便利です。

また、南部の乾季は非常に乾燥しています。肌の乾燥や喉の渇きを防ぐため、こまめな水分補給を心がけましょう。保湿クリームやリップクリームなども忘れずに持参しましょう。さらに、日差しが強いので、日焼け止め、帽子、サングラスなども必須アイテムです。

まとめ:行き先に合わせた準備で快適なベトナム旅行を!

このように、ベトナムの12月は地域によって気候が大きく異なります。旅行を計画する際は、行き先の気候をよく調べて、適切な服装を用意しましょう。しっかりと準備することで、ベトナムの多様な魅力を存分に楽しむことができます。快適な旅にするために、この記事が参考になれば幸いです。