モバイルICOCAとEX-ICカードは併用できますか?

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モバイルICOCAとEX-ICカードは同時使用できません。新幹線改札では、両カードを同時に読み込ませることができないため、別々に改札を通る必要があります。どちらか一方のみで乗車手続きを行いましょう。 乗車券と特急券の購入方法を事前に確認することをお勧めします。

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モバイルICOCAとEX-ICカード、新幹線利用時の賢い使い分けガイド

新幹線を利用する際、モバイルICOCAとEX-ICカードの両方を持っていると、どちらを使うべきか迷うことがありますよね。結論から言うと、モバイルICOCAとEX-ICカードは、新幹線の改札で同時に使用することはできません。 それぞれのカードに異なる役割があり、状況に応じて使い分けることで、スムーズな移動を実現できます。

この記事では、モバイルICOCAとEX-ICカードの併用に関する注意点と、それぞれのカードが最も力を発揮するシーン、そして新幹線利用時の賢い使い分け方を解説します。

なぜ同時利用できないのか?

新幹線の自動改札機は、原則として一つの乗車券情報しか認識できません。モバイルICOCAとEX-ICカードを同時にタッチしてしまうと、どちらの情報を読み取るか判別できず、エラーが発生してしまいます。そのため、どちらか一方のカードのみで改札を通過する必要があります。

それぞれのカードの役割と特徴

  • モバイルICOCA:

    • 役割: 主にJR西日本エリアの在来線、バス、店舗での支払いに利用できるICカードです。
    • 特徴: スマートフォンでチャージや利用履歴の確認が可能で、利便性に優れています。一部のクレジットカードと連携することで、オートチャージも可能です。
    • 新幹線での利用: 事前にe5489サービスやスマートEXで新幹線の予約・購入を行い、モバイルICOCAを登録することで、チケットレス乗車が可能です。
  • EX-ICカード:

    • 役割: 東海道・山陽新幹線(東京~博多間)のチケットレスサービス「エクスプレス予約」を利用するためのICカードです。
    • 特徴: 事前にクレジットカードを登録することで、新幹線の予約・購入、改札通過がスムーズに行えます。座席指定もオンラインで簡単にできます。
    • 新幹線での利用: エクスプレス予約で購入した乗車券と特急券の情報が記録されており、改札機にタッチするだけで通過できます。

賢い使い分け方と注意点

  • 新幹線利用時、すでにエクスプレス予約で予約・購入済みの場合: EX-ICカードを利用するのが最もスムーズです。モバイルICOCAを別途使用する必要はありません。

  • 新幹線を予約していない場合、またはJR西日本エリアの在来線も利用する場合: 事前にe5489サービスやスマートEXで予約・購入し、モバイルICOCAを登録してチケットレス乗車するのが便利です。

  • モバイルICOCAを定期券として利用している場合: 新幹線区間の乗車券と特急券を別途購入し、モバイルICOCA(定期券)と合わせて利用することは可能です。ただし、この場合、EX-ICカードは使用できません。

  • チャージ残高の確認: 新幹線に乗車する前に、モバイルICOCAとEX-ICカードそれぞれの残高を確認しておきましょう。

  • 紛失・盗難時の対応: 各カードの紛失・盗難時の手続きを事前に確認しておきましょう。

まとめ

モバイルICOCAとEX-ICカードは、それぞれ異なる特徴を持つ便利なサービスです。新幹線の利用状況や他の交通機関の利用状況に合わせて、最適なカードを選択することで、より快適な旅を楽しむことができます。事前にそれぞれのカードの役割と使い方を理解し、スムーズな新幹線利用を実現しましょう。