事実婚でもJALマイルは使えますか?

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JALマイルは事実婚のパートナーにも利用可能です。会員本人だけでなく、二親等以内の親族、配偶者(同性パートナー含む)、義兄弟姉妹の配偶者もマイルの特典を受けることができます。

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事実婚でもJALマイルは使える? 利用資格と注意点

近年、事実婚のカップルが増加しており、生活の様々な場面で、法律上の婚姻関係と同様の権利や義務が発生するケースが増えてきました。しかし、JALマイルのような特典を受けることができるのか、という疑問を持つ方もいるかもしれません。

結論から言うと、事実婚であっても、JALマイルの利用資格は、法的な婚姻関係にある場合と、同じ要件を満たせば利用可能です。JALマイルの利用資格は、会員本人だけでなく、一定の親族関係にある者も対象となります。重要なのは、「法的な婚姻」ではなく、「JALマイルの利用規定における親族関係」です。

JALのマイルプログラム規約によると、利用資格は大きく分けて、会員本人とその親族関係者に限定されています。具体的には、二親等以内の親族、配偶者(同性パートナーを含む)、義兄弟姉妹の配偶者などが対象となります。

この「親族関係」が、事実婚の場合でも有効であるかどうかを明確に説明するJALの公式情報は見つけることが困難でした。公式ウェブサイトの利用規約には「配偶者」という記載があるものの、事実婚を明確に定義しているわけではありません。

そのため、事実婚におけるJALマイル利用資格の有無は、実際にはJALの窓口やカスタマーセンターに問い合わせることでしか確認できません。事実婚であることを証明する書類が必要となる可能性もあるでしょう。

しかしながら、法律上結婚していない場合でも、事実婚関係を継続していることを証明できる書類(共同名義の住宅契約書、共同名義の預貯金口座証明、共通の住所を示す住民票、長期間に渡る共同生活を示す写真や日記など)を提示することで、JALマイル利用資格の審査に通る可能性は十分に考えられます。ただし、これらの書類がJALの審査基準に合致するかどうかは、ケースバイケースであり、保証するものではありません。

大切なのは、事実婚関係を証明する書類を準備しておくこと、そして、JALの窓口に問い合わせることで、明確な回答を得ることです。

なぜJALは明確な回答を公式に提示しないのでしょうか?

それは、JALマイルプログラムは、利用者の権利と義務を明確に定めて、不正利用を防ぎ、公平性を保つ必要があるためです。事実婚の定義自体が曖昧で、関係の継続性が判断しにくい状況があるためでしょう。個々のケースごとに審査する必要があり、公式な明確な回答を避けていると考えられます。

このように、事実婚でもJALマイルは利用できる可能性はありますが、保証されたものではありません。利用する際には、必ずJALの窓口に問い合わせて、利用資格について確認することが重要です。事前に、関係性を証明する書類を準備しておくと、問い合わせがスムーズに進みやすくなります。

もしも、ご自身で判断ができない場合は、弁護士に相談するのも良い方法でしょう。弁護士は、事実婚関係をより客観的に評価し、JALへの問い合わせ内容についてアドバイスをすることができるかもしれません。

結局のところ、事実婚におけるJALマイル利用は、個々のケースによって異なるため、安易に判断せず、必ずJALに問い合わせることをお勧めします。問い合わせ前に、事前に関係性を証明できる書類を準備しておきましょう。