令和5年の京都の観光客数は？

令和5年の京都観光客数は過去最高水準に回復

京都府が発表したデータによると、令和5年の京都府を訪れた観光客数は7518万人と、前年比で113%増加しました。これは、コロナ禍前の令和元年と比較してもほぼ同水準の回復を示しています。

観光客の増加は京都市部と府域全体で確認されており、特に府域では令和元年比で20％と顕著な伸びを見せています。これは、京都府が推進している分散型観光施策や、近隣府県からの観光客の増加によるものです。

京都の主な観光地である清水寺や嵐山などの寺社仏閣に加え、近年では伏見稲荷大社や京都鉄道博物館といった新興の観光スポットも人気を集めています。また、京都の豊かな文化や伝統を体験できる体験型観光にも注目が集まっています。

京都府は、インバウンド観光の再開や国内観光の一層の促進に向けて取り組んでおり、今後も京都観光のさらなる活性化が期待されています。