保安検査でカバンから出すものは何ですか?

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保安検査場では、安全靴やブーツなどの厚手の履物は検査対象となることがあります。パソコンやタブレットなどの電子機器はカバンから取り出して検査を受けましょう。金属類はカバンの中か備え付けのカゴへ。ハサミやスプレー缶など、持ち込み制限のあるものは事前に確認が必要です。

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空の旅をスムーズに!保安検査で迷わないための持ち物チェックリスト

保安検査場。空港で最初に訪れる難関であり、フライトの成否を左右すると言っても過言ではありません。手荷物検査で引っかかってしまうと、貴重な時間を無駄にするだけでなく、場合によっては搭乗に間に合わなくなる可能性も。そこで今回は、保安検査をスムーズに通過するために、カバンから出すべきものを詳しく解説します。

冒頭で触れられている基本的なものに加え、意外と見落としがちなポイントも抑え、ストレスフリーな空の旅を実現しましょう。

1.電子機器:単なる「機械」ではない、精密機器としての扱いを

ノートパソコンやタブレットはもちろんのこと、モバイルバッテリーやゲーム機、電子書籍リーダーなどもカバンから出してトレーに乗せましょう。これらの機器は内部構造が複雑で、X線検査で内部を詳細に確認する必要があるためです。特にノートパソコンは、スリーブケースに入れたままでは検査できない場合が多いので、必ず取り出して単体で検査を受けましょう。

2.液体物:透明な袋で「見える化」が鍵

100mlを超える液体物は機内持ち込みが制限されています。100ml以下の液体物を持ち込む場合は、透明な再封可能なプラスチック袋(ジップロックのようなもの)に入れ、他の荷物とは分けて検査を受けましょう。化粧品、医薬品、ジェル状の物(歯磨き粉やヘアジェルなど)も液体物に含まれるので要注意です。

3.金属類:ベルト、アクセサリー、そして意外な落とし穴

金属探知機に反応する可能性のあるものは、あらかじめカバンに入れるか、備え付けのカゴに入れましょう。ベルトのバックル、アクセサリー、鍵、コイン、スマートフォンなどが代表的です。意外なところでは、金属製のボタンや装飾が付いた服、下着のワイヤーなども反応する可能性があります。可能であれば、金属製のものが少ない服装で臨むのがおすすめです。

4.医薬品:処方箋や診断書があると安心

液体状の医薬品(目薬、点鼻薬など)や、注射器などの医療器具を持ち込む場合は、処方箋や診断書のコピーを携帯しておくと、検査がスムーズに進みます。特に海外へ行く場合は、英語表記のものが用意できるとより安心です。

5.食品:ルールを確認、申告が必要な場合も

食品の持ち込みは、国や地域によってルールが異なります。未開封のスナック菓子やチョコレートなどは問題ない場合が多いですが、生ものや肉製品、乳製品などは持ち込みが制限されている場合があります。特に海外へ行く場合は、事前に渡航先の税関のルールを確認し、申告が必要な場合は忘れずに行いましょう。

6.その他:細かいものもまとめて

ポケットに入っている小銭や鍵、ハンカチなども、カバンに入れるかカゴに入れましょう。特に金属製のものは、金属探知機に反応する可能性があるので注意が必要です。

スムーズな通過のために:事前の準備が重要

保安検査をスムーズに通過するためには、事前の準備が非常に重要です。出発前に持ち物を整理し、制限されているものがないか確認しておきましょう。また、液体物をまとめるための透明な袋や、金属類を入れるためのカバンを用意しておくと、当日慌てることなく対応できます。

時間に余裕を持って空港に到着し、落ち着いて検査を受ければ、きっと快適な空の旅が始まるはずです。