北陸新幹線の延伸で大阪から金沢までの所要時間は?

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北陸新幹線延伸により、大阪・金沢間、名古屋・金沢間は共に2時間9分、大阪・富山間、名古屋・富山間は共に2時間35分と、在来線利用時より短縮されます。 具体的には、大阪・名古屋からの金沢、富山への所要時間は16分から29分短縮される見込みです。

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北陸新幹線延伸、大阪・金沢間の時間短縮効果は? 意外な落とし穴と期待される未来

2024年3月16日に延伸開業した北陸新幹線。金沢から敦賀までがつながり、首都圏と北陸地方のアクセスが格段に向上しました。しかし、大阪や名古屋といった関西・東海地方からの所要時間は一体どう変わったのでしょうか?

上記の情報源にあるように、北陸新幹線の延伸によって大阪・金沢間の所要時間は確かに短縮されます。しかし、直接新幹線が乗り入れるわけではないため、乗り換えが必要になります。つまり、新大阪駅から金沢駅まで直通で行けるわけではありません。

現在の一般的なルートは、以下の通りです。

  1. 新大阪駅 → 京都駅 (東海道新幹線)
  2. 京都駅 → 敦賀駅 (湖西線・特急)
  3. 敦賀駅 → 金沢駅 (北陸新幹線)

このルートの場合、乗り換え時間も含めると、おおよそ2時間30分から3時間程度かかる見込みです。上記の情報源にある「2時間9分」というのは、あくまで敦賀駅での乗り換えがスムーズに行われた場合、あるいは特定のルート(例えば、米原経由)を想定している可能性があります。実際の所要時間は、列車の接続状況や乗り換え時間によって変動するため、注意が必要です。

意外な落とし穴:乗り換えの煩雑さ

今回の延伸開業によって、大阪・金沢間の所要時間短縮効果は限定的であると言えるでしょう。むしろ、乗り換えの煩雑さが増したという声も聞かれます。乗り換えの度に荷物を持ち運ぶ必要があり、特に高齢者や子供連れにとっては負担が大きくなります。

それでも期待される未来:新大阪延伸への展望

しかし、今回の延伸はあくまで通過点です。将来的に、北陸新幹線は新大阪まで延伸される計画があります。これが実現すれば、大阪・金沢間は乗り換えなしで直通となり、所要時間は大幅に短縮されるでしょう。

具体的には、リニア中央新幹線との連携も視野に入れることで、名古屋からのアクセスも劇的に改善される可能性があります。北陸新幹線が大阪まで延伸されれば、関西圏と北陸圏はより密接に結びつき、観光やビジネスにおける交流が活性化されることが期待されます。

まとめ

北陸新幹線の敦賀延伸は、首都圏と北陸地方を結ぶ重要な一歩となりましたが、大阪・金沢間の移動においては、乗り換えの煩雑さが課題として残ります。しかし、将来の新大阪延伸を見据えれば、今回の延伸は大きな意義を持つと言えるでしょう。今後の新大阪延伸計画の進捗に注目し、関西圏と北陸圏の更なる発展に期待したいところです。

補足: 上記の情報は現時点での一般的な情報に基づいており、今後の運行状況やダイヤ改正によって変更される可能性があります。最新の情報は、JR各社の公式ウェブサイトなどでご確認ください。