山手線を一周したら料金はいくらですか？

山手線一周、たった580円で東京観光！？意外と知らないお得な乗り方と、ちょっと気になる疑問

東京のシンボルとも言える山手線。毎日多くの人が利用していますが、「山手線を一周したら料金はいくら？」と聞かれると、意外と即答できない人もいるのではないでしょうか。実は、山手線を一周するのにかかる運賃は、580円なんです！（2024年5月現在）

「えっ、そんなに安いの！？」と驚いた人もいるかもしれません。確かに、新宿駅から東京駅まで移動するだけでも220円かかることを考えると、34.5kmもの距離を580円で移動できるのは、非常にお得感がありますよね。

しかし、山手線一周を「お得な東京観光」として利用するには、いくつか知っておくべきポイントがあります。

1. 途中下車は厳禁！

冒頭でも触れましたが、580円で山手線を一周できるのは、途中下車をしない場合に限ります。一度改札を出てしまうと、その時点で運賃が確定し、再度乗車する際には改めて運賃が発生します。つまり、もし渋谷で降りて買い物をして、再び山手線に乗って一周しようとすると、580円では済まなくなってしまうのです。

2. SuicaやPASMOを活用しよう！

山手線の乗車には、SuicaやPASMOなどのICカードを利用するのがおすすめです。券売機で切符を買う手間が省けるだけでなく、自動改札機をスムーズに通過できるので、乗り換え時間も短縮できます。特に山手線は、他の路線との接続駅が多いため、ICカードを活用することで、より効率的に移動できます。

3. 所要時間は約1時間

山手線を一周するのにかかる時間は、約1時間です。時間帯によっては混雑する場合もあるので、時間に余裕を持って計画を立てるようにしましょう。車窓からは、新宿の高層ビル群、渋谷のスクランブル交差点、東京駅の赤レンガ駅舎など、様々な東京の風景を楽しむことができます。

4. 山手線一周を楽しむ、ちょっとした裏技

• 座席の確保： 混雑する時間帯を避ければ、比較的座席を確保しやすいです。特に、始発駅である東京駅や新宿駅、池袋駅などから乗車すると、座れる可能性が高まります。
• 車窓の変化を楽しむ： 山手線は、都心部を環状に走る路線なので、車窓から見える景色も様々です。例えば、東京駅周辺はオフィス街、上野駅周辺は公園や美術館、秋葉原駅周辺は電気街といったように、各駅周辺の特徴を観察してみるのも面白いでしょう。
• 駅メロを聴き比べる： 山手線の各駅では、それぞれ異なる駅メロ（発車メロディー）が使用されています。お気に入りの駅メロを探したり、各駅の駅メロの違いを聴き比べてみたりするのも、山手線一周の楽しみ方のひとつです。

最後に、ちょっと気になる疑問

• 外回り？内回り？どちらがお得？

外回り（東京、品川方面）と内回り（上野、池袋方面）で、運賃が変わることはありません。どちらに乗っても、580円で一周できます。

• 深夜料金はかかるの？

終電時間帯に山手線に乗車しても、深夜料金は発生しません。

山手線一周は、580円で東京の街並みを満喫できる、お得な鉄道旅行です。ぜひ、時間に余裕のある日に、山手線に乗って東京観光を楽しんでみてください。思わぬ発見があるかもしれませんよ！