日本に帰国する際、税関に申告するものは?

3 ビュー

日本への帰国時には、税関で「携帯品・別送品申告書」の提出が義務付けられています。持ち物全てを正確に申告することで、スムーズな入国審査が可能です。不正薬物や危険物の持ち込みを防ぎ、安全な社会を守るためにも、正確な申告を心がけましょう。未申告は罰則の対象となる可能性があります。

コメント 0 好き

帰国時の税関申告

日本を訪れた海外旅行者や海外滞在者の帰国時には、税関で「携帯品・別送品申告書」の提出が義務付けられています。本申告書は、持ち物全てを正確に申告することで、円滑な入国審査の実現に役立ちます。併せて、不正薬物や危険物の持ち込み防止、安全な社会維持にも寄与します。未申告は罰則の対象となる可能性がありますので、注意が必要です。

申告対象品目

申告が必要な品目は、主に次のとおりです。

  • 現金100万円相当以上
  • 携帯電話やパソコンなどの電子機器
  • 衣料品や靴、アクセサリーなどの衣類雑貨
  • 酒類やたばこ
  • 食品や医薬品

無申告の危険性

未申告のまま税関を通過した場合、以下のようなリスクがあります。

  • 没収:申告漏れした品物は没収される可能性があります。
  • 罰金:申告漏れ額に応じて、罰金が課される可能性があります。
  • 逮捕:重大な申告漏れがあった場合には、逮捕される可能性もあります。

申告書の記入方法

「携帯品・別送品申告書」は、税関に到着したら入手できます。記入にあたっては、以下の手順に従ってください。

  1. 1人1枚の申告書を使用する:家族であっても、各人が自己の持ち物を申告する必要があります。
  2. パスポート番号や滞在期間を記入する:パスポートの記載事項や、日本滞在の期間を記入してください。
  3. 別送品がある場合は申告する:日本に配送予定の品物があれば、その詳細を申告してください。
  4. 持ち物を詳細に記入する:持ち物の種類、数量、申告価格を記入してください。
  5. 申告書に署名する:最後に、必ず申告書に署名をしてください。

申告の際の注意点

  • 正確かつ正直に申告する:申告内容は税関で厳しくチェックされます。虚偽申告は絶対に避けてください。
  • 申告漏れを防ぐ:バッグやスーツケースの中身を十分確認し、忘れずに申告してください。
  • 分からない場合は税関職員に相談する:申告方法や申告対象品目が不明な場合は、迷わず税関職員に相談してください。

日本への帰国時には、税関での携帯品・別送品申告を確実に履行しましょう。正確な申告は、円滑な入国手続きと安全な社会維持に貢献します。