日本のJRで最急勾配は?

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日本の鉄道で最も急な勾配は、箱根登山鉄道の80パーミルです。JR線では、JR東海飯田線が40パーミルとなっています。パーミルは勾配を表す単位です。
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JR線で最も急な勾配

日本の広大な鉄道網の中で、JR線では東海地方にある飯田線が最も急勾配を誇ります。

飯田線

飯田線は静岡県の豊橋駅から長野県の辰野駅までを結ぶJR東海の路線です。全長197.2kmのこの路線には、3つの急勾配区間があります。

  • 田峯坂:豊橋駅から62.7kmの地点で、40パーミル(1kmあたり40mの勾配)
  • 大谷嶺:豊橋駅から76.4kmの地点で、39パーミル
  • 平岡:豊橋駅から104.3kmの地点で、36パーミル

田峯坂は、JR線全体のの中で最も急勾配となる40パーミルとなっています。この区間では、列車が急勾配を登るのを助けるために電気機関車が後押しをします。

80パーミルを超える日本最急勾配

なお、日本全体の鉄道では、神奈川県の箱根登山鉄道が80パーミルの勾配を擁しています。この勾配は、山頂の強羅駅と標高差440mの早雲山駅の間で克服されています。箱根登山鉄道は登山電車として知られ、急勾配を登るための専用の歯車式車両を使用しています。