早特でEX予約したのに乗り遅れたらどうなりますか？

早特きっぷでEX予約した新幹線に乗り遅れたら…焦らないで！対処法と注意点

出張や旅行で新幹線を利用する際、少しでもお得に移動したいと「早特きっぷ」を利用する方も多いでしょう。特に、EX予約と組み合わせることで、チケットレスでスムーズな乗車が可能になります。しかし、万が一乗り遅れてしまった場合はどうなるのでしょうか？焦らず落ち着いて対処するために、この記事では、早特きっぷとEX予約で新幹線に乗り遅れた場合の対処法や注意点、そして再乗車の方法について詳しく解説します。

早特きっぷは、乗車日や区間、列車が限定されている代わりに、割引価格で新幹線を利用できるお得なきっぷです。EX予約を利用することで、窓口に並ぶことなく、スマホやパソコンから簡単に予約・変更ができ、チケットレスで改札を通過できるため、利便性も高まります。

しかし、この便利さと割引価格の裏には、乗り遅れた場合の厳しいルールが存在します。早特きっぷでEX予約した新幹線に乗り遅れると、その予約は無効となります。他の列車への振替乗車は認められず、指定された列車以外には乗車できません。つまり、後発の自由席に飛び乗る、といったこともできないのです。

では、乗り遅れた場合、どうすれば良いのでしょうか？まず、落ち着いて払い戻し手続きを行いましょう。払い戻しは、乗車日の翌日以降に自動的に行われます。ただし、手数料が差し引かれた金額が返金されるため、全額が戻ってくるわけではありません。具体的な手数料は、利用した早特きっぷの種類によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

払い戻しは自動で行われますが、EXアプリやウェブサイトで払い戻し状況を確認することも可能です。また、クレジットカードで決済した場合、返金もクレジットカード口座への入金となります。

次に、改めて乗車券を購入する必要があります。乗り遅れた場合、すでに予約していた早特きっぷは使えません。そのため、通常料金の乗車券または、予約状況によっては他の割引きっぷを購入することになります。この際、窓口が混雑している場合、発車時刻に間に合わない可能性もあるため、時間に余裕を持って行動することが大切です。

特に、出張などで時間に制約がある場合は、乗り遅れによる影響を最小限に抑えるためにも、駅には余裕を持って到着するように心がけましょう。余裕があれば、駅構内のカフェで一息ついたり、お土産を見たりする時間も確保できます。

さらに、乗り遅れの原因が、JR側の遅延や運休などによるものであったとしても、早特きっぷの払い戻し規定は変わりません。ただし、後続の列車への振替乗車は認められる場合がありますので、駅係員に指示を仰ぎましょう。

最後に、早特きっぷは大変お得なきっぷですが、乗り遅れた場合のリスクも理解しておく必要があります。時間に余裕を持って行動し、万が一乗り遅れた場合は落ち着いて対処することで、不要なストレスを軽減することができます。この記事が、新幹線を快適に利用するための参考になれば幸いです。