JALのコードシェア便でマイルは貯まりますか？

JALコードシェア便、マイルは本当に貯まる？複雑な仕組みを徹底解説！

JALのコードシェア便を利用する際、気になるのがマイルの積算。一見シンプルに見えて、実は様々な落とし穴が存在します。「JALの便名だから大丈夫」と安易に考えていると、後でマイルが加算されずガッカリ…なんてことも。今回は、JALコードシェア便のマイル積算について、分かりやすく徹底解説します。

まず大前提として、JALコードシェア便でマイルが貯まるかどうかは、航空券に記載されている「運航会社」と「便名」、そして「予約クラス」によって決まります。JALの便名（JLから始まる4桁の数字）で予約していても、実際に運航しているのがJAL以外の提携航空会社（例えばアメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズなど）の場合、JALマイレージバンク（JMB）へのマイル積算は、運航会社の規定に従います。

つまり、「JALの便名だからJALのマイルが貯まる」とは限らないのです。

では、具体的にどのようなケースがあるのでしょうか？

1. JAL運航のコードシェア便:

この場合は、基本的にJALの規定に基づいてマイルが積算されます。予約クラスに応じて積算率が変わり、通常通りJMBにマイルが加算されます。安心して利用できるケースと言えるでしょう。

2. 提携航空会社運航のコードシェア便:

これが複雑なケースです。JALの便名で予約していても、実際に運航するのが提携航空会社の場合、その航空会社のマイレージプログラムの規定が適用されます。

例えば、アメリカン航空運航のコードシェア便でJAL便名(JL****)で予約した場合、アメリカン航空のAAdvantageプログラムの規定に基づいてマイル積算が行われます。JMBにマイルを積算したい場合は、予約クラスがJMB積算対象であるかを確認し、必要であれば事前の手続きが必要となる場合もあります。

さらに、同じ提携航空会社でも、予約クラスによってJMBに積算される場合とされない場合があります。例えば、エコノミークラスでも、格安航空券でよく利用される予約クラスは積算対象外となるケースが多いです。

3. マイル積算率の違い:

提携航空会社運航のコードシェア便でJMBにマイルが積算される場合でも、積算率がJAL運航便とは異なる場合があります。場合によっては、飛行距離の50%しか積算されないなど、積算率が低くなることも想定しておきましょう。

4. 事前確認の重要性:

コードシェア便を利用する際は、必ず事前にJALのウェブサイトやカスタマーセンターで、マイル積算の可否と積算率を確認することを強くお勧めします。予約クラス、運航会社、そして具体的な便名を確認することで、後々のトラブルを避けることができます。

5. 積算されない場合の対処法:

万が一、マイルが積算されなかった場合は、搭乗券と航空券の控えを保管しておき、JALマイレージバンクに問い合わせましょう。事後積算の手続きが必要となる場合があります。

最後に、JALコードシェア便を利用する際のポイントをまとめます。

• 航空券に記載されている運航会社と便名、予約クラスを確認する。
• JALのウェブサイトやカスタマーセンターでマイル積算の可否と積算率を確認する。
• 搭乗券と航空券の控えは大切に保管する。

これらのポイントを踏まえ、快適な空の旅と効率的なマイル積算を実現しましょう。

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