JALカードとJMBカードの違いは何ですか?

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JALカードはクレジット機能付きのJMBカードの一種です。一方、JMBカードはJALマイレージバンクへの入会を証明するカードで、クレジット機能は不要な会員も保有可能です。 お一人様につきお得意様番号は原則一つ。複数保有する場合はJALマイレージバンク事務局に連絡し、統合手続きが必要です。

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JALカードとJMBカード。どちらもJALマイレージバンク(JMB)と関係があり、一見すると紛らわしい存在ですが、大きな違いがあります。簡単に言えば、JMBカードはマイレージバンクへの会員証であり、JALカードはJMBの会員資格に加えクレジットカード機能を持つ会員証です。この記事では、両者の違いをより詳細に、そして実用的な観点から解説します。

まず、最も重要な違いはクレジット機能の有無です。JMBカードはクレジット機能がありません。 純粋にJMB会員であることを示すカードであり、マイレージの積算や利用、JMB会員特典の利用に必要です。年会費は無料のタイプもありますが、カードの種類によっては年会費が発生する場合もあります。 クレジットカードを持たない方、またはクレジットカードの使用を極力避けたい方にとって、JMBカードは最適な選択肢となります。 マイレージを貯めることだけに集中したい、シンプルなカードを求める方にも向いています。 発行手数料も無料の場合が多いのが魅力です。

一方、JALカードはクレジットカード機能を備えたJMB会員証です。つまり、JMBカードの全ての機能に加え、クレジットカードとしてショッピングやキャッシングを利用できます。 利用金額に応じてJALマイレージが貯まり、通常より多くのマイレージを獲得できる特典プログラムも用意されていることが多いのが特徴です。 さらに、カードの種類によって、空港ラウンジの利用や海外旅行保険の付帯、ショッピング保険など、様々な付帯サービスを受けることができます。 しかし、年会費はJMBカードに比べて高額になる傾向があり、利用状況によっては年会費以上のメリットを得られない可能性もあるため、注意が必要です。 また、クレジットカードの利用状況によっては信用情報に影響を与えるため、慎重な利用が求められます。

両カードの共通点は、どちらもJMB会員であることの証明であり、マイレージの積算・利用に利用できる点です。 ただし、お一人様につきJMBのお得意様番号は原則一つです。 JALカードとJMBカードを両方保有することは可能ですが、複数のJALカードやJMBカードを所有する場合は、マイレージの管理が複雑になります。 重複したカードを保有することによるメリットはほとんどなく、むしろ管理の手間が増えるだけなので、JALマイレージバンク事務局に連絡してカードを統合することを強く推奨します。 統合手続きは比較的簡単に行えますので、複数枚のカードを所持している方は、一度事務局へ問い合わせてみてください。

このように、JALカードとJMBカードはそれぞれにメリット・デメリットがあります。 どちらのカードを選ぶかは、個々のライフスタイルやクレジットカードの利用状況、マイレージの積算頻度、そして付帯サービスの必要性などを総合的に考慮して判断する必要があります。 クレジットカードの利用に抵抗がない方、そしてより多くのマイレージを効率的に貯めたい方にはJALカードが、クレジットカードを必要とせず、シンプルにマイレージを管理したい方にはJMBカードが適していると言えるでしょう。 自分のニーズに合ったカードを選び、賢くマイレージプログラムを活用しましょう。 最後に、各カードの詳細なサービス内容や年会費については、JALの公式ホームページで必ず確認することをお勧めします。