年度途中に扶養に入るパートはできますか？

年度途中に扶養に入るパート勤務

配偶者の扶養に入るには、年間所得が130万円以下であることが条件です。これはパート勤務であっても同じです。

年度途中や月途中からの扶養入りも可能ですが、その時点からの年間収入予想が130万円以内であることを証明する必要があります。

パート勤務の場合の扶養入り条件

パート勤務で扶養に入る場合、以下の条件を満たす必要があります。

• 年間収入予想が130万円以下であること
• その時点から年末までの収入予測を提出できること
• 扶養控除を受けるための書類（扶養親族申告書など）を提出できること

収入予測の証明方法

年間収入予想を証明するには、以下のような書類を使用できます。

• 給与明細
• 源泉徴収票（前年のもの）
• 勤務先の収入証明書

パート勤務の場合は、労働時間が変動するため、収入予測が難しい場合があります。その際は、勤務先の協力のもと、年間収入予想を算出してください。

扶養控除を受けるための書類

扶養控除を受けるには、以下のような書類を提出する必要があります。

• 扶養親族申告書
• 扶養者の戸籍謄本
• パート勤務者の所得証明書

これらの書類は、お勤めの会社または税務署で入手できます。

注意事項

• 年度途中に扶養入りする場合、源泉徴収票が2枚発行されます。1枚はパート勤務分、もう1枚は扶養親族分です。
• 扶養入りした後は、確定申告で所得を申告する必要があります。
• パート勤務で扶養入りした場合、健康保険や年金などの社会保険料の免除を受けることができます。