カトラリーの並べる順番は?

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食事の始まりは外側から。プレートの左にフォーク、右にナイフとスプーンを配置し、デザート用は上部に。コースが進むにつれ、内側のカトラリーへと順に使いましょう。 使用頻度の低いカトラリーほど、プレートから遠い位置に置くのが基本です。

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知っておくとちょっと差がつく!スマートなカトラリー配置とテーブルマナー

食事の席で、ずらりと並んだカトラリーを見て「どれから使えばいいんだ…?」と迷った経験はありませんか?レストランやフォーマルな食事会だけでなく、自宅でのちょっとしたおもてなしでも、カトラリーの配置を知っておくと、スマートに食事を楽しめるだけでなく、相手への気遣いにも繋がります。今回は、カトラリーの配置の基本と、そこから少し発展したテーブルマナーについて解説します。

基本は「外側から内側へ」と「左にフォーク、右にナイフとスプーン」

上記は、カトラリー配置の原則であり、最も重要なポイントです。コース料理は通常、前菜から始まり、スープ、魚料理、肉料理、デザートという順番で提供されます。それぞれの料理に合わせて、外側から順にカトラリーを使っていくことで、迷うことなくスムーズに食事を進めることができます。

  • 左側: フォーク(サラダ用、魚用、肉用など、複数ある場合は外側から)
  • 右側: ナイフ(サラダ用、魚用、肉用など、複数ある場合は外側から)、スープスプーン
  • 上部: デザートフォーク、デザートスプーン

それぞれのカトラリーの種類と役割

カトラリーには様々な種類があり、それぞれ役割が異なります。

  • サラダフォーク: 肉用フォークよりも小さく、サラダを食べるのに適した形状をしています。
  • 魚用フォーク: 先端がやや幅広で、魚の骨を取りやすいようにデザインされています。
  • 肉用フォーク: 一般的なフォークで、肉料理に使用します。
  • サラダナイフ: サラダ用の野菜を切りやすく、刃がギザギザになっているものもあります。
  • 魚用ナイフ: 先端が丸みを帯びており、魚の身を崩さずに食べられるように作られています。
  • 肉用ナイフ: 一般的なナイフで、肉料理に使用します。
  • スープスプーン: 丸い形状で、スープをすくいやすいように作られています。
  • デザートフォーク/スプーン: 他のカトラリーよりも小さく、デザートを食べるのに適した形状をしています。

知っておくと役立つ!カトラリー配置の応用

  • パン皿とバターナイフ: パン皿は通常、左側に配置されます。バターナイフはパン皿の上に置かれることが多いです。
  • ドリンクグラス: グラスは通常、右上に配置されます。水、ワインなど、複数種類のグラスが用意されることもあります。
  • 和食の場合: 和食では、箸がメインのカトラリーとなります。箸置きは箸の先端を置くためのもので、箸先が汚れないように配慮されています。

カトラリーマナー:美しく食事をするために

  • 使用済みのカトラリー: 使用済みのカトラリーは、お皿の上に斜めに置くのが一般的です。これは「食事中です」という意思表示にもなります。
  • 食事を終えたら: 食事を終えたら、ナイフとフォークを揃えて、お皿の右側に置きます。これは「食事を終えました」という意思表示になります。
  • 音を立てない: カトラリーを食器にぶつけたり、音を立てて食事をするのは避けましょう。
  • 姿勢を正す: 背筋を伸ばし、正しい姿勢で食事をすることも大切です。

カトラリーの配置とテーブルマナーを知っておくことで、食事の席がより楽しく、そして洗練されたものになるでしょう。ぜひ、これらの知識を活かして、スマートな食生活を送ってみてください。