クレジットカード払いって手数料かかりますか？

クレジットカード払い、本当に手数料はかからない？ 知っておくべき落とし穴と賢い利用法

「クレジットカード払い、手数料無料！」という謳い文句をよく目にしますよね。確かに、多くの場合はその通りなのですが、使い方を間違えると、いつの間にか手数料が発生し、気づけば想像以上の金額を支払っていた…なんてことも起こりえます。

では、具体的にどのような場合に手数料が発生するのでしょうか？ そして、手数料を抑えながらクレジットカードを賢く利用するにはどうすればいいのでしょうか？

手数料が発生するケース：見落としがちなポイント

多くの人が理解しているように、分割払いやリボ払いは、手数料がかかるのが一般的です。これは、クレジットカード会社が立て替えた金額を分割で返済してもらうため、その利息に相当する手数料が発生するためです。

しかし、意外と知られていないのが、キャッシング利用時の手数料です。クレジットカードには、ショッピング枠とは別に、現金を借りられるキャッシング枠が設けられている場合があります。急な出費の際に便利な機能ですが、ATM利用手数料に加え、借り入れた金額に対して利息が発生します。この利息は、ショッピングの分割払いよりも高めに設定されていることが多いため、利用は慎重に検討すべきです。

さらに、海外でクレジットカードを利用する際には、海外事務手数料が発生する場合があります。これは、クレジットカード会社が海外での決済処理を行う際に発生するもので、決済額の数パーセント程度が手数料として加算されます。渡航前に、利用するクレジットカードの海外事務手数料を確認しておきましょう。

賢く利用するための５つのポイント

1. 基本は一括払い： 手数料を避けるための鉄則です。可能な限り、一括払いで支払うように心がけましょう。

2. リボ払いは最終手段： リボ払いは、月々の支払額を一定にできるため、一見便利に見えますが、手数料が高く、返済期間が長期化しやすいというデメリットがあります。どうしても利用する必要がある場合は、返済計画をしっかり立て、繰り上げ返済などを活用して早期完済を目指しましょう。

3. キャッシングは緊急時のみ： キャッシングは、本当に困った時のみ利用するように心がけましょう。利用する際は、返済計画を立て、できるだけ早く返済するようにしましょう。

4. 海外事務手数料を確認： 海外でクレジットカードを利用する際は、事前に海外事務手数料を確認し、手数料が低いカードを選ぶか、現金を併用するなど、対策を講じましょう。

5. 明細をこまめにチェック： クレジットカードの明細は、定期的にチェックし、不正利用や身に覚えのない請求がないか確認しましょう。

まとめ：賢い利用で手数料を回避！

クレジットカードは、使い方次第で非常に便利なツールとなります。しかし、手数料について理解せず、安易に利用すると、思わぬ出費につながる可能性があります。今回の記事でご紹介した内容を参考に、手数料を回避し、賢くクレジットカードを利用しましょう。