ドルマーク どっちにつける?

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スプレッドシートでセル参照を絶対参照にするには、列名と行番号の前にドル記号「$」を付けます。例えば、「A1」を「$A$1」とすると、数式のコピー・ペースト時にセルA1への参照が固定されます。これにより、計算式を適用する範囲を変更しても、特定のセルの値は常に参照されます。
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ドルマークでセル参照を絶対参照にする

スプレッドシートでセル参照を固定して、コピーや移動時に特定のセルを常に参照させたい場合があります。この場合、ドル記号「$」を使用します。

ドル記号の使用方法

セル参照の前にドル記号「$」を付けます。次のオプションがあります。

  • 列名前に「$」を使用すると、列が絶対参照になります。
  • 行番号前に「$」を使用すると、行が絶対参照になります。
  • 列名と行番号の両方に「$」を使用すると、セルが絶対参照になります。

例:

セル参照 意味
A1 相対参照(コピー時に参照が変更される)
$A1 列が絶対参照(コピー時に列は変更されない)
A$1 行が絶対参照(コピー時に行は変更されない)
$A$1 セルが絶対参照(コピー時にセルは変更されない)

使い方

ドル記号を使用したセル参照の例を次に示します。

  • 数式「=A1+B1」をC1にコピーすると、相対参照のため「=A2+B2」になります。
  • 數式「=$A1+$B1」をC1にコピーすると、列が絶対参照のため「=$A2+$B2」になります。
  • 數式「=A$1+$B1」をC1にコピーすると、行が絶対参照のため「=A$2+$B2」になります。
  • 數式「=$A$1+$B$1」をC1にコピーすると、セルが絶対参照のため「=$A$2+$B$2」になります。

ドル記号を使用すると、計算式を異なる範囲に適用する際も、特定のセルの値を常に参照できます。これは、財務モデルや他の複雑なスプレッドシートで使用されます。