モバイルSuicaにしたらカードはどうなるの？

モバイルSuicaへの移行を検討されている皆さん、こんにちは。便利なモバイルSuicaへの切り替えは魅力的ですが、既存のSuicaカードはどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、モバイルSuicaへの切り替えに伴う従来のSuicaカードの扱いについて、詳しく解説します。

結論から言うと、モバイルSuicaへの切り替えを完了した後は、従来のSuicaカードは使えなくなります。 これは、Suicaの利用登録がモバイルSuicaに移行されるためです。 つまり、あなたのSuica残高やSuica定期券の情報は、物理カードからスマートフォンアプリへと完全に移動し、旧カードは機能停止となります。 「じゃあ、カードはどうすればいいの？」という疑問にお答えしていきましょう。

モバイルSuicaへの切り替え後、従来のSuicaカードは、単なるプラスチック片になってしまいます。 そのまま放置しても構いませんが、カードに保存されている個人情報や、なにより500円の預かり金が返金されないままでは、少し勿体ないですよね。

そこで、必ず行っておきたいのが、JR東日本の駅にある「みどりの窓口」でのカード返却です。 この手続きを行うことで、カード発行時に支払った500円の預かり金が返金されます。 返金を受けるためには、カードを窓口に返却する必要があるため、カードは回収されます。 紛失や破損によって返金が受けられないケースもありますので、ご注意ください。

返金手続きは比較的簡単です。 窓口にSuicaカードを提示し、「モバイルSuicaに切り替えたので、預かり金の返金をお願いします」と伝えれば大丈夫です。 係員はカードの確認を行い、手続きを進めてくれます。 身分証明書は特に必要ありませんが、念のため、Suicaカードに登録されている氏名と一致する身分証明書を持参しておくと安心です。

返金を受ける際、残高があれば、先にチャージの払い戻しを行う必要があります。 残高がゼロであれば、預かり金500円のみの返金手続きとなります。 手続きに要する時間は、窓口の混雑状況にもよりますが、数分程度で完了するでしょう。

なお、みどりの窓口以外では、預かり金の返金はできません。 自動券売機や駅ナカのSuica対応店舗などでは、カードの返却は受け付けていませんので、必ずみどりの窓口をご利用ください。 また、Suicaカードの返却は、モバイルSuicaへの切り替え後、いつでも行うことができます。 すぐに返金手続きをしなくても、しばらく保管しておいても構いませんが、紛失や破損に備えて、早めの返却をおすすめします。

モバイルSuicaへの切り替えは、利便性を向上させる素晴らしい手段です。 しかし、その過程で従来のSuicaカードの扱いを忘れずに、預かり金の返金手続きを忘れずに行いましょう。 スムーズな移行と、無駄のない手続きで、快適なモバイルSuicaライフをスタートさせてください。 もし、手続きで不明な点があれば、JR東日本お客様センターなどに問い合わせることをお勧めします。 快適なモバイルSuica生活をお楽しみください！