ユニットバスじゃないお風呂の名前は?

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賃貸物件で、お風呂とトイレが別になっているタイプは「セパレート」と言います。ユニットバスとは異なり、快適さと清潔感が両立する人気の設備です。

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セパレートだけじゃない! 快適なバスタイムを叶えるお風呂の呼称と魅力

賃貸物件を探す際、「お風呂・トイレ別」の物件、いわゆる「セパレート」タイプは人気の条件ですよね。たしかに、ユニットバスのコンパクトさとは異なり、ゆったりとした空間でリラックスできるお風呂は魅力的です。しかし、お風呂のタイプを表現する言葉は「セパレート」だけではありません。ここでは、ユニットバスではないお風呂の種類と、それぞれの魅力をご紹介します。

1. 在来工法風呂:個性と温もりを感じる空間

「在来工法風呂」とは、昔ながらの日本の浴室建築の工法で作られたお風呂のことです。ユニットバスのように規格化されたパーツを組み立てるのではなく、タイルや木材、石などの素材を使い、職人が一つ一つ手作業で作り上げていきます。

メリット:

  • 自由なデザイン: 間取りや好みに合わせて、浴槽の形や大きさ、壁の素材などを自由に選ぶことができます。
  • 温かみのある質感: タイルや木材の素材感は、ユニットバスにはない温もりと落ち着きを与えてくれます。
  • オリジナリティ溢れる空間: 他にはない、自分だけの特別なバスルームを作ることができます。

デメリット:

  • 費用が高額になりやすい: 手作業で施工するため、ユニットバスに比べて費用が高くなる傾向があります。
  • 工期が長い: ユニットバスに比べて、工事期間が長くなることがあります。
  • メンテナンスが大変な場合がある: 素材によっては、定期的なメンテナンスが必要になる場合があります。

2. ハーフユニットバス:機能性とデザイン性の融合

「ハーフユニットバス」とは、浴槽と洗い場の下半分がユニット化されており、壁の上半分は自由にデザインできるお風呂のことです。在来工法風呂とユニットバスのいいとこどりをしたようなタイプと言えるでしょう。

メリット:

  • 防水性が高い: 下半分がユニット化されているため、水漏れの心配が少なく、安心して使用できます。
  • デザインの自由度が高い: 壁の上半分は自由にデザインできるため、個性を出しやすいです。
  • 比較的安価に導入できる: 在来工法風呂に比べて、比較的安価に導入できます。

デメリット:

  • フルオーダーメイドではない: デザインの自由度は在来工法風呂ほど高くはありません。
  • 設置スペースが必要: ユニットバスよりも広いスペースが必要になる場合があります。

「セパレート」という言葉の曖昧さ

冒頭で触れた「セパレート」という言葉ですが、実は少し曖昧な表現です。不動産業界では一般的に「お風呂とトイレが別」という意味で使われますが、お風呂自体が在来工法風呂なのか、ハーフユニットバスなのかまでは特定できません。

まとめ

お風呂は、一日の疲れを癒し、リラックスできる大切な空間です。賃貸物件を探す際は、「セパレート」という言葉だけで判断せず、お風呂の具体的なタイプを確認し、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶようにしましょう。在来工法風呂やハーフユニットバスなど、様々な選択肢があることを知っていれば、より快適なバスタイムを過ごせる物件に出会えるはずです。