一筆書きの書き方は?

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一筆箋は堅苦しくない気軽な手紙です。宛名と挨拶を書き、簡潔に本題を2~3行で記し、最後に自分の名前を書けばOK。頭語や結語は不要です。相手への配慮を忘れず、簡潔で分かりやすい文章を心がけましょう。 行間を空けて読みやすく、また、余白も意識して書くのがポイントです。

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一筆箋の書き方

一筆箋は、かしこまった手紙ではなく、気軽に気持ちを伝えるために用いられるものです。以下に、一筆箋の書き方の手順をご紹介します。

1. 宛名

一筆箋の中央やや右に、宛名を楷書または行書で書きましょう。敬称は、相手との関係性に応じて「様」「殿」などを用います。

2. 挨拶

宛名の右側に、簡潔な挨拶を書きます。一般的な挨拶には、「拝啓」「拝復」などがあります。

3. 本文

挨拶の次に、本題を簡潔に記します。2~3行程度で要点を押さえましょう。余分な装飾語や回りくどい表現は避け、相手に伝わりやすい文章を心がけます。

4. 結び

本文の最後に、自分の名前を書きます。姓のみでも可ですが、親しい間柄の場合は、名も添えてもいいでしょう。

以下に、一筆箋の書き方の例を示します。

拝啓

山田様

この度は、お誕生日おめでとうございます。

お元気でお過ごしのことと存じます。この間は、お忙しいところお時間をいただきまして、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

太郎

書き方のポイント

  • 行間を適度に空けて、読みやすくしましょう。
  • 余白にゆとりを持たせ、バランスよく書きましょう。
  • 相手に配慮した、簡潔で丁寧な文章を心がけましょう。
  • 頭語や結語は用いず、必要な情報だけを記載します。
  • 濃いめのペンや筆ペンを用いると、文字が際立ちます。
  • 封筒に入れる場合は、縦長の封筒を使用します。

一筆箋は、親しい友人・知人への近況報告や感謝の気持ちの伝達など、さまざまな場面で活用できます。簡潔さと相手に配慮した書きぶりを心がけ、気持ちのこもった一筆箋を送りましょう。