初心者マークを貼っちゃいけない場所は?

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初心者マークは、地上40cm以上1.2m以下の高さで、車両の前方または後方から見えやすい位置に貼り付けます。ただし、フロントガラス、側面ガラス、ランプを覆う場所など、運転の安全を妨げる場所への貼り付けは禁止されています。安全運転を心がけ、適切な場所に貼りましょう。

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初心者マーク、貼っちゃダメな場所、意外と知らない落とし穴!

運転免許を取得したてのフレッシュなドライバーにとって、初心者マークは安全運転を周囲にアピールする大切なツール。 路上デビューの不安を少し和らげてくれる、頼もしい相棒のような存在ですよね。しかし、この初心者マーク、実は貼る場所を間違えると法律違反になってしまうことをご存知でしょうか? 「とりあえず貼っておけば大丈夫でしょ?」と安易に考えていると、思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。今回は、初心者マークの正しい貼り付け位置と、絶対に貼ってはいけない場所について詳しく解説します。

道路交通法施行規則では、初心者マークは「地上40cm以上1.2m以下の高さで、車両の前方または後方から見えやすい位置」に貼り付けることが義務付けられています。 分かりやすく言えば、他のドライバーから見て、初心者マークだとすぐに認識できる場所に貼らなければならないということです。

では、具体的にどのような場所がNGなのでしょうか? まず、運転席や助手席のフロントガラス、そして側面ガラスに貼るのは絶対にNGです。視界を遮り、安全運転を妨げる可能性があるからです。 特にフロントガラスへの貼り付けは、視界不良による事故の危険性を高めるため、厳に慎まなければなりません。 初心者マークを貼ることで安全運転を促すはずが、逆に危険な行為になってしまうのは本末転倒ですよね。

また、リアガラスに貼る場合にも注意が必要です。 リアガラス全体を覆うように大きなステッカーを貼ったり、後方視界を妨げる位置に貼ったりするのは避けましょう。 バックミラーでの後方確認がしづらくなり、追突事故などのリスクを高めてしまいます。 さらに、ブレーキランプやウインカーランプ、ヘッドライトなどを覆うように貼るのもNGです。 これらのランプは、自分の車の状態を周囲に伝えるための重要な役割を果たしています。 ランプが隠れてしまうと、他のドライバーに適切な意思表示ができず、誤解や事故につながる可能性があります。

例えば、ブレーキランプが隠れていれば、減速していることが後続車に伝わりにくくなります。 ウインカーランプが隠れていれば、車線変更や右左折の意思表示が曖昧になり、危険な状況を招く可能性があります。 ヘッドライトが隠れていれば、夜間や悪天候時の視認性が低下し、事故のリスクが高まります。

「じゃあ、どこに貼ればいいの?」と悩んでしまう方もいるかもしれません。 おすすめの場所は、リアガラスの上部中央、もしくはバンパー付近です。 これらの場所は、他のドライバーから見やすく、かつ運転の妨げにもなりにくい ideal なポジションと言えるでしょう。

また、初心者マークは、マグネット式や吸盤式など、様々なタイプのものが販売されています。 自分の車の形状や好みに合わせて、適切なものを選びましょう。 ただし、走行中に外れてしまう可能性のあるものは避け、しっかりと固定できるタイプを選ぶことが大切です。

初心者マークは、単なる飾りではありません。 安全運転を心掛けていることを周囲に示し、事故を未然に防ぐための重要なツールです。 正しい場所に貼ることで、自分自身だけでなく、周りのドライバーの安全も守ることができます。 ルールを守り、適切な場所に初心者マークを掲示して、安全で快適なドライブを楽しみましょう。