客先が上座と下座の席は？

客先が上座と下座の席

応接室での席次は、状況により異なりますが、基本的には以下のルールに従います。

上座：

• 入り口から遠い方
• 部屋の中央に近い方
• 窓側に面している方

これは机の形状や人数に関係なく適用される普遍的なルールです。上座を客に譲ることは、相手に対する敬意の表れとなります。

下座：

• 入り口に近い方
• 部屋の隅の方
• 窓から離れた方

具体的な状況に応じた追加事項：

• 複数の人数がいる場合： 上記の基本ルールに加えて、以下のことも考慮されます。

  • 役職が高い人：より上座に座る
  • 年上の人：より上座に座る
  • 女性：男性より少し上座に座る（ただし、職場の場合は役職が優先される）

• 社長室などの特別室：社長用の特別席が設けられている場合があり、それが上座となります。

• 円卓の場合：

  • 入り口から最も遠い位置が上座となります。
  • 時計の12時の方向が通常の上座とされます。

• ソファの場合：

  • 奥の席が上座となります。
  • 向かい合って座る場合は、入り口に近い側が上座となります。

相手を敬う気持ちが重要であり、上座を与えることで、彼らに対する尊敬と配慮を示すことができます。