悪寒にカイロを貼る場所はどこですか？

悪寒対策のカイロ貼り付けポイント

悪寒に見舞われたとき、体温を上げて不快感を和らげるのに効果的なのがカイロの活用です。体の特定のツボにカイロを貼ることで、全身の血行を促進し、熱を発生させて悪寒を緩和することができます。

大椎：首の後ろにある万能のツボ

悪寒対策として最もおすすめなのが、首の後ろにある「大椎」というツボにカイロを貼ることです。大椎は、体の熱を発生させる重要なツボとされており、ここを温めることで全身の体温上昇を促すことができます。さらに、風邪症状の緩和にも効果的です。

大椎は、背筋が寒さでゾッとする箇所に位置しています。首の付け根から指2本分下がり、脊椎の中央線をたどっていくと、皮膚のくぼみを感じることができます。そこが大椎です。

その他の効果的なツボ

大椎以外にも、悪寒対策に効果的なツボがあります。

• 関元：おへその下4寸
• 足三里：膝蓋骨の下縁から指4本分外側
• 三陰交：内くるぶしの少し上、すねの内側のくぼみ

これらのツボにもカイロを貼ることで、全身の血行が促進され、悪寒の緩和につながります。

カイロ貼り付けの注意点

カイロを貼る際には、以下の点に注意してください。

• 低温やけどを防ぐため、直接肌に貼らないようにしましょう。
• 就寝中にはカイロを外しましょう。
• カイロが熱く感じなくなったら、新しいものに交換してください。

悪寒を感じたときは、大椎や他の効果的なツボにカイロを貼って、体の熱を発生させてみてください。体温が上昇し、悪寒や風邪症状が緩和されるでしょう。