救急隊に伝えるべきことは？

救急隊に伝えるべき重要な情報

緊急事態が発生したときは、救急隊に正確な情報を伝えることが不可欠です。その情報は、救急隊が迅速かつ適切な対応を行うのに役立ちます。

1. 基本情報

• 場所: 住所が不明な場合は、近くのランドマーク（建物、交差点など）や周囲の状況（公園、道路沿いなど）を説明します。
• あなたの名前と連絡先: 救急隊があなたに折り返し連絡できるようにします。

2. 緊急事態の情報

• 誰: 具合が悪い人の名前、年齢、性別。
• 何が起こったか: 事故、怪我、病気など、何が起きたのかを簡潔に説明します。
• 症状: 意識の有無、呼吸の有無、その他の症状（痛み、吐き気など）。

3. その他の情報

• 既往症: 具合が悪い人が持っている既往症があれば伝えます。
• 服用中の薬: 服用中の薬があれば、その名前と用量を伝えます。
• アレルギー: 具合が悪い人がアレルギーを持っていたら伝えます。

4. 重要なポイント

• 落ち着いて、簡潔に話す: 情報を明確かつ効率的に伝えることが重要です。
• 質問には正直に答える: 救急隊の質問に正確に答えることで、適切な治療の決定に役立ちます。
• 追加情報があれば伝える: 具合が悪い人の状態や状況について、追加情報があれば必ず伝えます。
• 事態の変化を知らせる: 具合が悪い人の状態が変化したら、すぐに救急隊に知らせます。

例:

「私は田中花子です。私の住所はわかりませんが、現在、市役所近くの公園にいます。私の父、太郎（72歳）が転倒して頭を打ちました。彼は意識がなく、呼吸もしていません。父は心臓病の既往症があり、高血圧の薬を服用しています。」

正確な情報と迅速な対応により、救急隊はより効果的に緊急事態に対処することができます。大切な人の命を救うためにも、適切な情報を確実に伝えることが不可欠です。