病院に行くべき頭痛は?

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日常生活に支障をきたすズキズキと脈打つ頭痛は、脳神経外科や脳神経内科を受診しましょう。症状が軽い場合は自宅で様子見も可能ですが、片頭痛の可能性も考慮し、自己判断せず専門医に相談することが重要です。

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病院に行くべき頭痛

日常生活に支障をきたすズキズキと脈打つ頭痛は、以下のような特徴がある場合、脳神経外科や脳神経内科を受診する必要があります。

受診すべき頭痛の症状

  • 激しい痛みで日常生活が困難になる
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • 光や音に敏感になる
  • 視力障害、ろれつが回らないなどの神経症状がある
  • 一過性脳虚血発作(TIA)のような症状(片方の顔面や手足の麻痺、言語障害など)がある
  • 頭痛が突然発症し、激しくなる
  • 頭痛が持続的に悪化する
  • 発熱や意識障害を伴う

片頭痛の場合

軽い頭痛は、自宅で様子を見ることもできます。ただし、片頭痛の可能性がある場合は、自己判断せず、専門医に相談することが重要です。片頭痛の特徴としては、以下のようなものがあります。

  • 片側性のズキズキした痛み
  • 4~72時間続く
  • 光や音に敏感になる
  • 吐き気や嘔吐を伴うことがある

受診を検討する必要がない頭痛

以下の特徴がある頭痛であれば、自宅で様子を見ても問題ありません。

  • 日常生活に支障がない
  • 数時間以内に治まる
  • 市販の鎮痛剤で改善する
  • 頭痛以外に症状がない

原因

頭痛の原因はさまざまです。最も一般的な原因は、筋肉の緊張やストレスですが、他の原因として次のようなものがあります。

  • 片頭痛
  • 群発頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 副鼻腔炎
  • インフルエンザや風邪

治療法

頭痛の治療法は、原因によって異なります。片頭痛にはトリプタンなどの薬物療法が、緊張型頭痛には筋弛緩剤が処方される場合があります。他の原因による頭痛には、その原因に対する治療が行われます。

頭痛が日常生活に支障をきたす場合は、我慢せず、早めに受診しましょう。専門医の適切な治療を受けることで、頭痛の苦痛を緩和し、生活の質を向上させることができます。