白丸に斜め線は何ですか?

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道路標識の分類で一回り小さい「補助標識」の一つで、標識の効力や対象の詳細が示されます。200種類を超える道路標識のうち、白丸に青い斜め線のものは補助標識として使用されています。

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白丸に青い斜め線の道路標識:知っておくべき意味と種類

道路を運転していると、様々な道路標識が目に飛び込んできます。その中でも、白い丸に青い斜め線が入った標識を見かけることがあるかもしれません。これは一見すると進入禁止の標識と似ていますが、実は違う意味を持つ「補助標識」の一種です。この記事では、白丸に青い斜め線の補助標識について詳しく解説します。

補助標識とは?

まず、補助標識とは、本標識(規制標識、指示標識、警戒標識など)の意味を補足し、より詳細な情報を提供する標識です。本標識の下に設置され、本標識の効力が及ぶ範囲、対象、時間帯などを具体的に示します。

白丸に青い斜め線の補助標識の意味

白丸に青い斜め線の補助標識は、主に「時間帯規制」や「車両の種類規制」を表すために使用されます。つまり、その標識が設置されている場所において、特定の時間帯や特定の車両に対して何らかの規制が行われていることを示しているのです。

具体的な例:様々な組み合わせと意味

この補助標識は、他の本標識や補助標識と組み合わせて使用されることで、様々な意味を持ちます。

  • 「駐停車禁止」の標識の下に白丸に青い斜め線の補助標識があり、「7-9」「17-19」と書かれている場合: この場所では、午前7時から9時、および午後5時から7時の間は駐停車禁止であることを意味します。

  • 「大型貨物自動車等通行止め」の標識の下に白丸に青い斜め線の補助標識があり、「路線バスを除く」と書かれている場合: 大型貨物自動車は通行止めですが、路線バスは通行できることを意味します。

  • 「一方通行」の標識の下に白丸に青い斜め線の補助標識があり、「軽車両を除く」と書かれている場合: この一方通行路は軽車両は通行できないことを意味します。(軽車両は逆走が許可されているわけではありません。他の交通規制が適用される可能性があります。)

このように、白丸に青い斜め線の補助標識は、時間帯や車両の種類によって規制の内容を限定するために使われます。

注意点

白丸に青い斜め線の補助標識は、他の標識との組み合わせによって意味が変わるため、注意が必要です。運転する際は、周囲の標識をよく確認し、規制の内容を正確に理解することが重要です。また、見慣れない標識を見つけた場合は、安全な場所に停車して確認するか、道路交通法に関する資料を参照するようにしましょう。

まとめ

白丸に青い斜め線の補助標識は、時間帯や車両の種類によって規制の内容を限定するための重要な標識です。この標識の意味を理解することで、安全な運転に繋げることができます。道路を運転する際は、周囲の標識に注意し、安全運転を心がけましょう。