腹部超音波禁食幾小時?

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腹部超音波検査は、胆嚢の観察が目的でない限り、空腹は不要です。しかし、胆嚢の病変を確認する際は、8時間以上の絶食が必要です。 空腹時間が短いと胆嚢が十分に拡張せず、正確な診断が困難になります。水は可。胆嚢摘出済みの場合は空腹は不要です。

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腹部超音波検査と絶食の必要性

腹部超音波検査は、腹部の臓器や血管の状態を調べるために広く使用されている検査です。ただし、検査の種類によって、絶食の必要性が異なります。

一般の腹部超音波検査

胆嚢の観察が目的でない一般的な腹部超音波検査では、絶食は必要ありません。ただし、以下のような場合は絶食が必要になる場合があります。

  • 胆石や胆のうポリープなど、胆嚢の病変の確認
  • 膵炎や膵臓腫瘍など、膵臓の評価

胆嚢の観察を目的とした腹部超音波検査

胆嚢の病変を確認するためには、8時間以上の絶食が必要です。絶食時間は正確な診断に不可欠です。

  • 絶食時間が短い場合、胆嚢が十分に拡張せず、病変の発見が困難になる。
  • 水のみ摂取することは許可されています。
  • 胆嚢摘出済みの場合、絶食は不要です。

絶食の理由

絶食により、胆嚢は収縮して胆汁が蓄積します。これにより、胆嚢が拡張し、超音波検査で病変をより鮮明に観察できます。

注意事項

  • 絶食の時間は、検査を受ける施設によって異なる場合がありますので、事前に確認しましょう。
  • 検査当日は、薬は医師の指示に従って服用してください。
  • 検査前に大量の水を飲むことは控えましょう。

腹部超音波検査は、絶食が適切に行われることで、より正確な結果が得られます。検査に関する指示を慎重に従い、検査前に不明な点があれば医師または検査技師に相談しましょう。