記名式のSuicaは2024年に発売される？

記名式Suicaが2024年に復活

JR東日本は、記名式のSuicaを2024年9月1日から販売を再開すると発表しました。

Suicaは、JR東日本をはじめとする首都圏の鉄道・バスなどで利用できるIC乗車券です。現在、販売されているSuicaはすべて無記名式ですが、2024年9月からは記名式も販売されます。

記名式Suicaは、名前や住所などの個人情報を登録することで発行されるSuicaです。無記名式のSuicaと同様に、改札機にタッチするだけで乗車券や切符の代わりに利用できます。

また、記名式Suicaでは以下の特典を受けることができます。

• 紛失・盗難時の履歴照会・再発行 無記名式のSuicaを紛失・盗難した場合、利用履歴を照会したり、再発行したりすることができません。記名式Suicaなら、個人情報が登録されているため、履歴照会や再発行が可能になります。
• Suica定期券の自動入金 記名式Suicaに定期券を登録しておくと、あらかじめ設定した額が自動的にSuicaに入金されます。定期券の更新忘れを防ぐことができます。
• Suicaポイントサービスへの登録 記名式SuicaをSuicaポイントサービスに登録すると、Suicaを利用した買い物などでポイントが貯まります。貯まったポイントは、Suicaのチャージや商品券などに交換できます。

現在、無記名式のSuicaを使用している方は、2024年9月1日以降、記名式Suicaに切り替える必要があります。無記名式のSuicaは、2024年8月31日以降、新規発行が停止されます。

記名式Suicaの販売再開は、紛失・盗難時のリスクを低減し、利便性を向上させるためとされています。利用者は、自分にとって最適なSuicaを選択できます。