警察に電話したら何を聞かれますか?

7 ビュー

警察に電話をかけると、まず事件か事故か、その内容を簡潔に説明する必要があります。加えて、いつ頃発生したのか、あるいはどれくらい前の出来事なのかを尋ねられます。落ち着いて、焦らずに状況を伝えましょう。

コメント 0 好き

110番通報、何を聞かれる? 落ち着いて的確に伝えるためのガイド

突然の事件や事故。一刻も早く警察に助けを求めたい状況で、110番通報をする際に何を聞かれるのか、事前に知っておくことは非常に重要です。パニックに陥りやすい状況だからこそ、落ち着いて的確に情報を伝えることで、迅速かつ適切な対応に繋がります。

この記事では、110番通報時に警察官からどのような質問をされるのか、具体的な例を交えながら解説します。また、スムーズな通報のために事前に準備しておきたいことや、緊急時以外に利用できる#9110についても触れていきます。

110番通報で聞かれる主な質問

110番に繋がるやいなや、オペレーターは迅速に状況を把握するために、矢継ぎ早に質問をしてきます。主な質問は以下の通りです。

  • 事件ですか?事故ですか?: まずは状況を大まかに把握するための質問です。強盗、傷害、交通事故など、該当するものを簡潔に伝えましょう。
  • 発生場所(住所)はどこですか?: 可能な限り正確な住所を伝えましょう。建物名、部屋番号、ランドマークなども有効です。GPS機能が搭載されたスマートフォンを使用している場合は、位置情報を伝えることも可能です。もし場所がわからない場合は、周囲の状況を詳しく説明しましょう。例えば、「大きな看板のある交差点の近く」や「○○店の向かい側」などです。
  • いつ発生しましたか?: 発生時刻がわかれば具体的に伝えましょう。わからない場合は、「○分前くらい」「○時間前だと思います」など、おおよその時間を伝えましょう。
  • どのような状況ですか?: 事件や事故の内容を具体的に説明します。例えば、交通事故であれば、車同士の衝突なのか、人身事故なのか、けが人の有無などを伝えましょう。強盗事件であれば、犯人の人数、特徴、逃走方向などを伝えましょう。
  • あなたの名前と電話番号は?: 後から警察官が連絡を取る必要がある場合に備えて、氏名と電話番号を聞かれます。
  • 他に何かありますか?: 伝え忘れていた情報があれば、このタイミングで伝えましょう。

シミュレーションで通報をスムーズに

例えば、自宅に泥棒が侵入した現場を目撃した場合、以下のような流れで通報することになります。

(あなた):「110番ですか?泥棒が入りました!」

(警察官):「事件ですか?事故ですか?」

(あなた):「事件です!泥棒です!」

(警察官):「発生場所はどこですか?」

(あなた):「東京都○○区○○町1-2-3、マンション名○○、405号室です。」

(警察官):「いつ発生しましたか?」

(あなた):「たった今です!窓ガラスが割れて、黒い服を着た男が侵入するのを見ました!」

(警察官):「他に何かありますか?犯人の特徴など教えてください。」

(あなた):「身長は170cmくらいで、痩せ型です。黒い帽子をかぶっていました。」

(あなた):「私の名前は○○、電話番号は090-xxxx-xxxxです。」

このように、事前に聞かれる質問を想定しておけば、慌てることなくスムーズに通報できます。

緊急時以外のご相談は#9110へ

緊急性のない相談や、警察への問い合わせは、#9110を利用しましょう。110番回線を緊急通報のために空けておくことが、迅速な対応に繋がります。

まとめ

110番通報は、冷静さを保ち、的確な情報を伝えることが重要です。この記事で紹介した内容を参考に、いざという時に備えて、心構えをしておきましょう。 緊急事態はいつ起こるかわかりません。日頃から、自宅の住所や電話番号をすぐに伝えられるようにしておくことも大切です。