送別のプレゼントでNGなのは？

送別のプレゼントでやってはいけないこと

送別会は、離れていく同僚や仲間にお別れの気持ちを伝える大切な機会です。そんな時に贈るプレゼントには気を遣いたいもの。そこで、送別のプレゼントで失礼にあたってしまうNGアイテムをご紹介します。

1. 切れるもの（ナイフ、はさみなど）
はさみは縁を切ることを意味し、ナイフは人と人の縁を断ち切ることを連想させてしまいます。また、贈る相手を傷つけてしまう可能性もあるため、避けましょう。

2. 履物
「履いて出ていく」ことから、別れを予兆すると言われ縁起が悪いとされています。また、足で踏みつける行為は、相手に対して失礼と受け取られる可能性もあります。

3. ハンカチ
ハンカチは涙を拭くものとして知られており、別れを連想させます。そのため、お別れの時に贈ることは適切ではありません。

4. クシ
クシで髪をとかす行為は、縁を切ることを暗示していると考えられています。また、マイナスイメージのある「くしざし」という言葉とも関連付けられているため、贈り物としては避けた方が無難です。

5. 現金
現金は別れを連想させるものであり、また金額の大小に関わらず、相手との経済的な関わりを断ち切るような印象を与えてしまいます。そのため、送別のプレゼントとして現金は控えた方が良いでしょう。

6. その他のNGアイテム
上記の5つのアイテム以外にも、以下のようなものも避けた方が無難です。

• お酒：泥酔や依存症を連想させる
• アクセサリー：別れ際に縁が切れることを暗示する
• ペット：相手が面倒を見れなくなる可能性がある
• 観葉植物：枯れると縁が切れることを連想させる

適切なプレゼントの選び方
送別会のプレゼントを選ぶ際には、相手の好みや新しい職場での用途、そして縁起の良さなどを考慮しましょう。例えば、実用的な文房具、前の職場での思い出が詰まった写真アルバム、趣味に関連したアイテムなどが良い選択肢となります。

送別会のプレゼントは、相手を労い、今後の成功を祈る気持ちを表す大切なものです。失礼にあたらないように、NGアイテムには気を付けて、心を込めた品物を選びましょう。