ハーフアップで髪を結ぶ量は?

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ハーフアップの髪の量は、「こめかみから上」になります。こめかみから斜め下へ指先を滑らせて、地肌に指の腹を当てながら毛束をつまんでいきます。

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ハーフアップ、その魅力はシンプルながらも多様なアレンジに対応できる点にあります。しかし、「どのくらいの髪量をハーフアップにするのが正解なのか?」と悩む方も少なくないでしょう。 「こめかみから上」という簡単な説明では、個々の髪の長さや量、顔の形、そして目指すヘアスタイルによって、実際には微妙な調整が必要になります。この記事では、ハーフアップで結ぶ適切な髪量の選び方、そしてより洗練されたハーフアップを作るためのコツを解説します。

「こめかみから上」という基準はあくまでも目安です。実際には、こめかみから垂直に上に髪を分け取るのではなく、少し斜め後ろ、耳の上あたりまで含めることで、より自然でバランスの良いハーフアップが作れます。 ポイントは、全体のバランスを見ながら、徐々に髪を拾っていくことです。 いきなり大量の髪を掴むのではなく、少しずつ、少しずつ、毛束を足していくイメージです。

まず、鏡の前に立ち、両手の親指とこめかみに当てて、そこから斜め後ろ、耳の上あたりまで指を滑らせます。 この時、地肌に指の腹をしっかり当てて、頭皮から毛束を丁寧に掴むことが重要です。 指先に髪が絡まるような感覚ではなく、根元からしっかり掴んでいることを意識しましょう。 この段階で、すでに結ぶ髪量が多く感じられる場合は、少し範囲を狭めてみましょう。

髪質や量によっても最適な髪量は異なります。 髪が細くて少ない方は、こめかみからやや後ろ、耳の少し上あたりまでを結ぶことで、ボリューム感を出し、ハーフアップの存在感を強調できます。 逆に、髪が多く太い方は、こめかみから少し上、耳の上あたりを避け、やや少ない量でハーフアップを作ることで、重くなりすぎず、軽やかな印象に仕上がります。

さらに、目指すヘアスタイルも考慮する必要があります。 ゆるふわなスタイルを目指すなら、やや少ない髪量で、ラフに結ぶのがおすすめです。 逆に、きちんと感のあるスタイルを目指すなら、少し多めの髪量で、丁寧にまとめるのが良いでしょう。 また、顔の形にも配慮が必要です。 面長の方は、やや多めの髪量で、顔周りの髪を少し残すことで、顔の縦の長さをカバーできます。 丸顔の方は、こめかみからやや少ない髪量で、耳の上あたりまで含めることで、スッキリとした印象に仕上がります。

ハーフアップの髪量を調整する際には、以下の点を意識してみましょう。

  • 顔の形: 顔の形に合わせて、髪量を調整することで、よりバランスの良いヘアスタイルに仕上がります。
  • 髪の長さ: 髪が短い場合は、少ない髪量で、髪が長い場合は、やや多めの髪量で調整します。
  • 髪質: 髪が細い場合は、ボリュームを出すために、少し多めの髪量を意識します。
  • 目指すスタイル: ゆるふわ系なら少なめ、きちんと系なら多めを意識します。

最終的には、自分の顔立ちや髪質、そしてその日の気分に合わせて、自由に調整することが大切です。 何度か試行錯誤することで、自分にぴったりのハーフアップの髪量が必ず見つかるはずです。 鏡を見ながら、少しずつ髪量を調整し、最もバランスの良いスタイルを見つけてみましょう。 それが、あなたにとっての「正解」です。 そして、その「正解」を見つける過程こそが、ヘアアレンジの楽しさと言えるのではないでしょうか。