一般道の標識のフォントは何ですか？

日本の一般道標識のフォント

日本の一般道で使用されている標識のフォントは、国土交通省が定めた設計図集に基づいて統一されています。しかし、地域によっては細かな違いがある場合があります。

主要なフォント

一般道の標識で主に使用されているフォントは「ナール」という丸ゴシック体です。ナールは視認性が高く、デザイン性にも優れているため、案内標識に適しています。丸ゴシック体は、文字の角が丸みを帯びているのが特徴です。

その他のフォント

ナールの他にも、以下のようなフォントが一部の標識で使用されています。

• ヒラギノ角ゴシック体：規制標識や注意標識に用いられる、角ばったゴシック体。
• ヒラギノ明朝体：道路標識や案内標識に用いられる、明朝体。
• モリサワUD丸ゴシック体：視覚障害者向けの案内標識に用いられる、丸みを帯びたゴシック体。

地域差

国土交通省の設計図集が基準となっているものの、地方整備局ごとに細かな仕様が異なる場合があります。例えば、北海道では「北ナール」と呼ばれる独自のフォントを使用しています。北ナールは、雪や霧などの厳しい気象条件でも視認性を確保するために開発されました。

フォントの役割

一般道標識のフォントは、ドライバーが情報を素早く正確に把握できるように設計されています。視認性が良く、読みやすいフォントが選択されています。また、フォントのサイズは標識の種類や表示内容によって異なります。

適切なフォントを使用することで、標識はドライバーと道路との安全で効率的なコミュニケーションを促進します。