悪質なドライバーを通報するにはどうすればいいですか？

危険運転を見たら、あなたはどうする？ 通報の仕方と注意点

「あおり運転」という言葉が社会問題となって久しいですが、危険な運転をするドライバーは後を絶ちません。 自分や家族が巻き込まれる前に、危険運転を見たら積極的に通報することが大切です。

しかし、通報するにもどのようにすればいいのか、戸惑う方もいるのではないでしょうか？

この記事では、危険運転を目撃した際の適切な対応と通報方法について詳しく解説します。

危険運転とは？

まず、警察に通報すべき「危険運転」とは、具体的にどのような行為を指すのでしょうか？

• あおり運転：前の車を執拗に追いかけたり、車間距離を詰めて威嚇する
• 信号無視：赤信号を無視して交差点に進入する
• スピード違反：制限速度を大幅に超えて走行する
• 酒酔い運転：お酒を飲んで正常な運転ができない状態で車を運転する
• 暴走行為：道路を違法な速度で走行したり、危険な運転操作を行う
• 危険な追い越し：対向車線にはみ出して無理な追い越しをする
• 携帯電話の使用：運転中に携帯電話を操作する

これらの行為は、重大な交通事故に繋がる可能性が高く、非常に危険です。

危険運転を見かけたら、まずすべきこと

危険運転を目撃した場合、決して自分一人で解決しようとせず、以下の手順に従って冷静に対応しましょう。

1. 身の安全を確保する:
   危険運転をしている車に近づかず、安全な場所に避難しましょう。
2. 状況を記録する:
   可能な限り、日時、場所、車のナンバー、車種、色、運転手の特徴などをメモしましょう。
   ドライブレコーダーの映像や、安全な場所から写真や動画を撮影することも有効な証拠となります。
3. 警察へ通報する:
   最寄りの警察署、または警察相談専用電話「＃9110」に通報しましょう。
   緊急性が高い場合はためらわずに「110番」へ通報してください。
4. 警察の指示に従う:
   警察官が到着したら、落ち着いて目撃した状況を説明しましょう。

通報時のポイント

• 落ち着いて、正確に状況を伝える:
  感情的にならず、日時、場所、車の情報、運転手の特徴、目撃した危険行為などを具体的に伝えましょう。
• 証拠があれば提出する:
  ドライブレコーダーの映像や写真、動画などの客観的な証拠は、警察の捜査に役立ちます。
• 虚偽の通報はしない:
  悪意のある虚偽の通報は、犯罪となる可能性があります。

まとめ

危険運転は、私たち自身の安全を脅かす行為です。勇気を持って通報することで、交通事故の抑止に繋がるだけでなく、自分自身や大切な人の命を守ることに繋がります。

目撃したら決して見て見ぬふりをせず、適切な行動を起こしましょう。