普通車の番号変更のみの手数料はいくらですか？

普通車のナンバー変更にかかる手数料：350円で済む場合と、そうでない場合

普通車のナンバープレートを変更したい場合、気になるのはやはり手数料ですよね。インターネット上には様々な情報が溢れていますが、この記事では、「転居によるナンバー変更」に焦点を当て、手数料の内訳と、その他状況における費用について詳しく解説します。

基本となる印紙代：350円

まず、ナンバープレートの変更手続きにおいて、「自動車登録番号標代（印紙代）」という名目で、一律350円の手数料がかかります。これは、住所変更に伴い管轄の運輸支局が変わる場合など、転居によるナンバー変更の際に発生するものです。この350円は、あくまで手続き自体にかかる手数料であり、ナンバープレートの実費は別途必要になります。

ナンバープレート代：種類と地域によって異なる

ナンバープレート自体は、番号の種類や地域によって料金が異なります。

• 希望ナンバーの場合: 人気のある番号や語呂の良い番号は抽選になる可能性があり、通常よりも高い費用がかかる場合があります。
• 図柄入りナンバーの場合: 地域振興を目的とした図柄入りナンバープレートは、寄付金を含むため、通常のナンバープレートよりも高額になります。

具体的な料金は、各運輸支局や軽自動車検査協会の窓口、またはインターネットで確認できます。お住まいの地域を管轄する機関のウェブサイトで調べてみましょう。

その他の費用が発生するケース

転居によるナンバー変更以外の場合、手数料や費用が異なる場合があります。

• 盗難・紛失・破損の場合: 警察への届け出が必要となり、その後の再交付手続きが必要です。この場合、印紙代はかかりませんが、ナンバープレート代は別途必要になります。また、紛失の場合は、再交付までに時間がかかることがあります。
• 希望ナンバーや図柄入りナンバーに変更する場合: 上述の通り、通常のナンバープレートよりも費用が高くなります。特に、希望ナンバーの場合は、人気の番号は抽選になるため、取得に時間がかかることも考慮しましょう。

軽自動車のナンバー変更は無料？

記事内にも記載がある通り、軽自動車の場合、ナンバー変更手続き自体は無料です。ただし、ナンバープレート代は別途必要になります。軽自動車の場合は、普通車と異なり、管轄の運輸支局ではなく、軽自動車検査協会で手続きを行います。

まとめ

普通車のナンバープレート変更手数料は、転居による変更であれば印紙代350円が基本となります。しかし、ナンバープレート自体の料金や、盗難・紛失・破損の場合、希望ナンバーや図柄入りナンバーへの変更など、状況によって費用が大きく異なることを覚えておきましょう。

手続きを行う前に、管轄の運輸支局や軽自動車検査協会のウェブサイトで詳細を確認し、必要な書類や費用を事前に把握しておくことをお勧めします。スムーズな手続きのために、事前にしっかりと準備しておきましょう。

この記事が、普通車のナンバー変更手数料に関する疑問解決の一助となれば幸いです。