運転してはいけない状態とは？

運転してはいけない状態

運転能力を著しく損なう状態は、安全運転義務違反として厳しく罰せられます。具体的には、次のような状態が挙げられます。

操作不適

• 飲酒運転や薬物摂取による反応能力低下
• 疲労や睡眠不足による注意力散漫
• 疾病やけがによる身体機能の低下

前方不注意

• スマートフォンやカーナビの操作に気を取られる
• 同乗者との会話や飲食に集中する
• 景色に気を取られる

動静不注視

• 周囲の状況を十分に確認せず運転する
• 死角や後方への注意が欠如している

安全不確認

• 交差点や横断歩道で一時停止せずに進入する
• 右左折時に周囲の安全確認を怠る
• 合流時に後続車の確認を怠る

安全速度違反

• 法定速度や道路状況に適した速度を超過する
• 見通しの悪い場所で過剰な速度を出す
• 車間距離を詰めすぎる

予測不適

• 先行車や歩行者の動きを予測できずに事故を起こす
• 天候や路面状況の変化に対応できない

その他

• 感情的な動揺や精神状態の不安定
• 医療的な処置が必要な急病

たとえ熟練したドライバーでも、これらの状態に陥ると、重大な事故につながる危険性があります。運転中は常に安全運転を心がけ、危険な状態を自覚したら運転を控えることが不可欠です。