松山市の市内電車の運賃は値上げされる?

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松山市の市内電車と郊外電車の初乗り運賃が値上げされます。現在の180円から20円引き上げられて、200円となります。

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松山市の市内電車・郊外電車の運賃が値上げ

松山市の市内電車と郊外電車の初乗り運賃が、2023年4月1日から20円値上げされ、200円となります。

現在の初乗り運賃は180円ですが、燃料費や人件費の高騰などを理由に、値上げが決定されました。

この値上げは、1997年4月以来、26年ぶりの運賃改定となります。

値上げの理由

松山市の担当者によると、値上げの主な理由は以下の通りです。

  • 燃料費の高騰: ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、世界的な燃料価格が上昇しています。
  • 電気代の高騰: 原油価格の上昇に伴い、発電所を稼働させるための電気代も上昇しています。
  • 人件費の高騰: 最低賃金の引き上げや人材確保の競争激化により、人件費が上昇しています。

影響

運賃値上げの影響は、市内電車と郊外電車の利用者に及びます。

値上げにより、通勤・通学や買い物などの日常的な利用コストが増加します。また、松山を訪れる観光客にとっても、電車を利用する際の交通費が上昇します。

減収対策

松山市の担当者は、運賃値上げの影響を緩和するための減収対策を検討しています。

その一つが、ICカード「いよてつカード」の利用促進です。いよてつカードを利用すると、運賃が10%割引になります。

また、定期券の販売や回数券の継続販売なども検討されています。

市民の反応

松山市の市民からは、運賃値上げに対して賛否両論の声が上がっています。

「燃料費や電気代が上がっているのは仕方がない」と理解を示す声がある一方で、「生活費がさらに圧迫されるのは困る」と反対する声もあります。

松山市の担当者は、「利用者に負担をかけないよう、減収対策を検討していく」としています。