日本一人が来ない駅はどこですか?

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岡山県と広島県境の中国山地深くに位置する芸備線は、日本一利用客の少ない路線として知られます。秘境感漂う北海道のイメージとは異なり、比較的アクセスしやすい場所にありながら、山間部の過疎化が利用客減少の要因となっています。新見駅からさらに西へと伸びるローカル線は、まさに日本の秘境鉄道と言えるでしょう。
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日本一人が来ない駅

広島と岡山の県境に眠る、日本の秘境駅

中国山地の奥深くにひっそりと佇む芸備線は、日本一利用客の少ない路線として有名です。山間部の過疎化が利用客減少の要因となり、秘境感漂う雰囲気を醸し出しています。

芸備線の全区間を巡ると、その秘境っぷりがよくわかります。中でも、新見駅からさらに西へ伸びるローカル線は、まさに日本の秘境鉄道と呼ぶにふさわしいでしょう。

石灰岩の断崖にへばりつく「備後西城駅」

このローカル線の終着駅である備後西城駅は、石灰岩の断崖にへばりついたような立地です。駅舎は小さく、駅員はいません。周囲には民家もなく、唯一の音が風のざわめきだけです。

桜の名所「上下駅」

上下駅は、桜の名所で知られています。駅周辺は一面桜の木に覆われ、春になると一面ピンク色に染まります。駅のホームからは、満開の桜を楽しむことができます。

廃線跡を活用した遊歩道「狩留家駅」

狩留家駅は、かつて芸備線の支線が通っていた駅です。現在は廃線跡が遊歩道として整備されており、緑豊かな自然の中を散策できます。駅舎にはカフェが併設されており、ハイカーの休憩スポットになっています。

時が止まったような駅「小奴可駅」

小奴可駅は、秘境駅の中でも特にひっそりとした駅です。周囲には民家はなく、駅舎も小さく、まるで時間が止まったような雰囲気があります。駅のホームからは、のどかな田園風景が広がっています。

秘境の魅力に迫る芸備線

芸備線は、日本一人が来ない路線と言われるだけあって、秘境感たっぷりです。秘境駅巡りをすれば、日本の過疎化の実情や、自然の美しさを感じることができます。ぜひ一度、芸備線の秘境旅に出かけてみてください。