毎月10000円のiDeCoで節税できますか？

iDeCoで毎月1万円積立て、節税効果は？

iDeCo（個人型確定拠出年金）は、自営業者やフリーターなど企業型年金のない方でも将来の年金を確保できる制度です。このiDeCo、実は節税対策としても活用できます。

iDeCoの節税効果

iDeCoの大きな特徴は、掛金全額が所得控除の対象になることです。つまり、例えば毎月1万円の積立を行っていれば、年間で12万円の控除を受けることができます。

控除額は、年収によって異なります。例えば、年収600万円の方が毎月1万円のiDeCo積立を行った場合、年間の節税額は次のようになります。

• 所得税：12,000円 × 20%（所得税率） = 2,400円
• 住民税：12,000円 × 10%（住民税率） = 1,200円

年間の節税額：3,600円

この節税額は、積立期間が長くなるほど大きくなります。例えば、10年間継続した場合の節税効果は、年間3,600円 × 10年 = 36,000円となります。また、30年間継続すれば、年間3,600円 × 30年 = 108,000円の節税効果が期待できます。

iDeCoの仕組み

iDeCoは、個人で年金運用を行う制度です。加入者は、加入先の金融機関に毎月一定額を積み立てます。積み立てた資金は、運用益が非課税で運用され、受取時に退職所得控除が適用されます。

注意点

iDeCoを利用する際には、次の点に注意が必要です。

• 運用益は非課税ですが、受取時は退職所得控除の範囲内での課税となります。
• 加入期間は最長60歳までです。
• 途中で引き出すことはできません（病気や一定の理由を除く）。

まとめ

iDeCoは、将来の年金確保だけでなく、節税対策としても活用できる制度です。毎月1万円の積立で年間3,600円の節税効果が期待できます。将来の年金と税金の節税を検討している方は、iDeCoの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

#1万円ideco#Ideco節税#節税方法