紙幣の番号のアルファベットが1桁のものは?

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日本の紙幣で、記号が1文字の番号は「若番」と呼ばれます。記号は番号の最初の文字と最後の文字で構成され、一桁の数字で挟まれています。

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紙幣の「若番」とは

日本の紙幣には、通し番号に加えて記号と呼ばれる一桁のアルファベットが印字されています。この記号が1文字の紙幣を「若番」と呼びます。若番は、発行枚数が少なく希少価値が高いため、コレクターの間で人気があります。

若番の仕組み

若番の記号は、番号の最初の文字と最後の文字で構成されています。例えば、記号「A」の紙幣は、番号が「A00000001」から「A99999999」までの1,000万枚発行されます。

記号はアルファベット順に割り当てられ、AからZまで26種類あります。ただし、一部の記号は欠番となっています。現在発行されている紙幣で記号が1文字のものは次の通りです。

  • A
  • B
  • D
  • E
  • K

若番の発行枚数

若番の発行枚数は、紙幣の種類によって異なります。1万円札では、1,000万枚が発行されます。5,000円札と1,000円札では、それぞれ2,000万枚、1億枚が発行されます。

若番の価値

若番は、発行枚数が少ないため希少価値が高くなります。一般的に、記号がAやBなどの早いアルファベットの紙幣ほど価値が高くなります。また、番号が小さいほど価値が上昇します。

例えば、1万円札の記号がAで番号が00000001の紙幣は、数百万~数千万円で取引されることもあります。一方、記号がZで番号が99999999の紙幣は、数千~数万円で取引されます。

若番の販売

若番は、銀行や郵便局では入手できません。主に、古銭・古紙幣を扱う専門店やオークションサイトで販売されています。購入する際は、専門家に鑑定してもらい、真贋を確認することが重要です。