IDeCoで23000円を拠出したら年末調整でいくら戻?

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iDeCo拠出額276,000円の場合、年収400万円の会社員は年末調整で約13,800円の税金還付が受けられます。これは拠出額の約5%に相当し、控除額は所得税・住民税から差し引かれます。 実際の還付額は、他の所得控除や税率によって変動しますのでご注意ください。
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iDeCoで23,000円拠出したら年末調整でいくら戻ってくる? 具体的なシミュレーションと注意点

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の生活資金の準備として注目されている制度です。毎月積み立てたお金は運用され、将来受け取る年金に繋がるため、節税効果も期待できます。

しかし、いざiDeCoを始めようと思っても、「実際にどれくらい税金が戻ってくるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、iDeCoの拠出額が23,000円の場合、年末調整でどれくらいの税金が戻ってくるのか、具体的なシミュレーションと注意点をご紹介します。

シミュレーション:年収400万円・独身の場合

  • iDeCo拠出額: 23,000円/月
  • 年間拠出額: 23,000円 × 12ヶ月 = 276,000円
  • 所得税率: 5%
  • 住民税率: 10%

1. 所得控除額の計算:

  • iDeCo拠出額: 276,000円
  • 所得控除額: 276,000円 × 0.15 = 41,400円 (控除率は15%)

2. 税金還付額の計算:

  • 所得税還付額: 41,400円 × 0.05 = 2,070円
  • 住民税還付額: 41,400円 × 0.1 = 4,140円
  • 合計還付額: 2,070円 + 4,140円 = 6,210円

このシミュレーションによると、年収400万円の独身の方の場合、iDeCoに年間276,000円拠出すると、年末調整で約6,210円の税金が戻ってくることがわかります。

ご注意点:

  • 実際の還付額は、所得税率・住民税率、他の所得控除額によって変動します。
  • 上記シミュレーションはあくまでも目安です。
  • 正確な還付額は、確定申告で計算する必要があります。

iDeCoのメリット:

  • 税金控除による節税効果
  • 運用益が非課税
  • 老後の生活資金の準備

iDeCoのデメリット:

  • 原則60歳まで引き出し不可
  • 運用は自己責任
  • 拠出額が全額控除されるわけではない

まとめ:

iDeCoは、老後の生活資金準備と節税の両方を叶えることができる制度です。iDeCoを始める際は、自身の収入や税率を考慮して、具体的なシミュレーションを行うことをおすすめします。

さらに詳しく知りたい方は、金融機関や税理士に相談することをお勧めします。