飛行機の手荷物にお弁当は入れられますか?

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機内持ち込みは、液体とみなされる食品に注意が必要です。ジャム、ソース、味噌、ヨーグルト、ゼリー、プリン、漬物、缶詰、瓶詰は基本的に不可。あんこや生クリームも同様です。お弁当に入れる際は、水分の有無をよく確認しましょう。

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空の上でお弁当を楽しむ!機内持ち込みのルールと美味しい空弁の作り方

飛行機での旅行、楽しみの一つといえば機内食。でも、提供されるメニューが口に合わなかったり、自分の好きなものを食べたいと思ったりすることもありますよね。そんな時に便利なのが、自分で作ったお弁当。でも、機内には何を持ち込めるのか、ルールが分からなくて不安…という方もいるのではないでしょうか。この記事では、飛行機の手荷物にお弁当を持ち込む際のルールと、空の上でも美味しく食べられるお弁当作りのポイントをご紹介します。

まず、一番気になるのが「お弁当は機内持ち込みできるの?」という疑問。答えは、基本的に「はい」です。ただし、注意すべき点がいくつかあります。それは、液体物の持ち込み制限と、保安検査場でのチェックです。

液体物の持ち込み制限については、ご存知の方も多いでしょう。100mlを超える液体物は、透明なジッパー付きの袋に入れて、1リットル以下の容量に収める必要があります。お弁当に汁気の多いおかずを入れる場合は、このルールに抵触しないよう注意が必要です。例えば、煮物やカレーなどは、汁気を切って固めに仕上げるか、少量に留めるのが賢明です。ドレッシングやソースも同様です。個包装のものを利用するか、機内で提供されるものを利用するのも良いでしょう。

特に注意が必要なのは、一見固形物に見えるけれど、実際には液体とみなされる食品です。ジャム、ヨーグルト、プリン、ゼリー、味噌、漬物などは、たとえ少量でも持ち込みが制限される可能性があります。あんこや生クリームなども、水分量によっては制限対象となる場合があるので、注意が必要です。不安な場合は、空港の保安検査場で確認するか、あらかじめ航空会社に問い合わせてみましょう。

保安検査場では、お弁当の中身もX線検査でチェックされます。スムーズに検査を通過するためにも、お弁当箱は中身が見やすい透明な容器を選ぶのがおすすめです。金属製の箸やフォークは、カバンの中に入れておくと、検査時に取り出す手間が省けます。

さて、持ち込みルールの次は、空の上でも美味しく食べられるお弁当作りのポイントです。気圧の変化で味が薄く感じられることがあるので、普段より少し濃いめの味付けにするのがおすすめです。また、機内は乾燥しているので、喉が渇きやすいおかずは避けた方が良いでしょう。揚げ物は、時間が経つと衣がベタッとしてしまうので、焼き物や炒め物、おにぎりなどがおすすめです。

彩り豊かに、様々な食材を少しずつ詰めれば、見た目にも楽しく、栄養バランスも良くなります。例えば、彩り豊かな野菜の炒め物、鶏肉の照り焼き、卵焼き、ミニトマト、おにぎりなどを詰めれば、見た目にも華やかで、満足感のあるお弁当になります。ご飯は、酢飯にすると傷みにくく、さっぱりと食べられるのでおすすめです。

さらに、機内でのお弁当タイムをより快適にするための工夫も忘れずに。ウェットティッシュやゴミ袋を用意しておけば、食べ終わった後もスマートに片付けられます。小さめの保冷剤を入れておけば、食中毒の予防にもなります。

最後に、環境への配慮も忘れずに。使い捨ての容器ではなく、繰り返し使えるお弁当箱を選び、ゴミを最小限に抑えましょう。

空の上で食べるお弁当は、格別なものです。ルールを守り、工夫を凝らしたお弁当で、空の旅をより一層楽しんでください!