セミフォーマルな格好とは？

セミフォーマルって一体何？ 徹底解説！迷わないための服装ガイド

「セミフォーマル」という言葉を聞くと、何を着ていけばいいのか途端にわからなくなる、という経験はありませんか？ 結婚式やパーティー、会社のイベントなど、意外と出番の多いセミフォーマルですが、その定義は曖昧で、TPOに合わせた着こなしをするのが難しいと感じる方も多いはず。そこで今回は、セミフォーマルとは何か、具体的な服装例を交えながら徹底的に解説します。

冒頭で触れられているように、セミフォーマルは「フォーマル」ほど堅苦しくなく、「カジュアル」ほどラフではない、その中間的な装いを指します。露出を抑え、上品さを意識することが基本となりますが、時間帯や場所、主催者の意向によって、許容範囲は異なります。

セミフォーマルを理解するための3つのポイント

1. 時間帯:

   • 昼: 落ち着いた色合い、露出を控えめにした清楚な印象の服装が基本です。膝丈、もしくは膝下丈のワンピースやスーツなどが適しています。アクセサリーも控えめに、パールなどを取り入れると上品にまとまります。
   • 夜: 昼間よりも華やかな装いが可能です。少し光沢のある素材や、アクセサリーで個性を出すのも良いでしょう。ただし、露出が過度にならないように注意が必要です。

2. 場所:

   • 結婚式: 親族として参列する場合は、よりフォーマルな装いが求められることが多いです。友人として参列する場合は、やや華やかなワンピースやセットアップなどがおすすめです。白のドレスは花嫁の色なので避けましょう。
   • パーティー: 立食形式なのか、着席形式なのかによって服装を選ぶと良いでしょう。立食形式であれば、動きやすく、汚れても目立たない素材を選ぶと安心です。
   • 会社のイベント: 会社の規模や業種によって、ふさわしい服装は異なります。迷った場合は、上司や同僚に相談するのがおすすめです。

3. 服装例:

   • 女性:
     • ワンピース（膝丈～ミモレ丈）
     • セットアップ（ブラウス＋スカート/パンツ）
     • ジャケット＋ワンピース
     • パンツスーツ
     • アクセサリー（パール、小ぶりのネックレス、イヤリングなど）
     • パンプス（ヒールのあるものが望ましい）
     • クラッチバッグ、小ぶりのハンドバッグ
   • 男性:
     • ダークスーツ
     • ジャケット＋パンツ（ブレザー＋チノパンなど）
     • シャツ（襟付き、無地または控えめな柄）
     • ネクタイ（派手すぎないもの）
     • 革靴
     • ポケットチーフ

セミフォーマルで避けるべき服装

• カジュアルすぎる服装: Tシャツ、ジーンズ、スニーカー、サンダルなどはNGです。
• 露出の多い服装: ミニスカート、胸元の大きく開いたトップス、肩の露出したドレスなどは避けましょう。
• 派手すぎる服装: 蛍光色、アニマル柄、大きなロゴが入った服なども避けるのが無難です。
• 喪服に見える服装: 黒一色の服装は、アクセサリーや小物で華やかさをプラスする必要があります。
• カジュアルすぎるヘアスタイル・メイク: 寝ぐせのついたままの髪や、ノーメイクは避けましょう。

セミフォーマルは、主催者への敬意を表し、場をわきまえた上品な装いを心がけることが重要です。上記を参考に、自信を持ってセミフォーマルな装いを楽しみましょう。もし迷ったら、お店のスタッフに相談したり、インターネットで情報を集めたりするのも有効です。