10対0事故の示談金の相場は?

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10対0事故の示談金は、むちうちの症状や後遺症の有無で大きく変動します。後遺症がない場合は、約19万円から89万円が目安となります。しかし、後遺症が残った場合は、後遺障害慰謝料として約110万円が加算され、休業損害や逸失利益も考慮されるため、示談金は200万円から400万円程度になることもあります。

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10対0事故の示談金相場

10対0事故とは、一方の過失が10割で、もう一方の過失が0%の事故を指します。この場合、過失のない被害者は加害者に対して示談金を請求することができます。

示談金相場の目安

示談金の相場は、被害者の負傷の程度や後遺症の有無によって大きく異なります。

後遺症がない場合

  • むちうちの程度が軽い場合:約19万円~55万円
  • むちうちの程度がやや重い場合:約55万円~89万円

後遺症がある場合

上記に加えて、後遺障害慰謝料として約110万円が加算されます。さらに、休業損害や逸失利益も考慮されるため、示談金は大幅に増加します。

後遺症による示談金の増額目安

  • 14級後遺障害:約200万円
  • 12級後遺障害:約300万円
  • 10級後遺障害:約400万円

ただし、これはあくまでも目安であり、示談金の金額はケースによって異なります。被害者の年齢、労働状況、通院期間、治療費などの要素が影響します。

示談金交渉の注意点

示談金交渉では、以下の点に注意することが重要です。

  • 無理に示談に応じない
  • 弁護士に相談するなど、専門家の意見を取り入れる
  • 交通事故の専門家に相談して、適切な示談金の相場を把握する
  • 保険会社からの提示額を鵜呑みにしない
  • 過失割合や損害の内容を明確にする
  • 焦らず、納得いくまで交渉する

示談金は被害者の権利であり、適切な補償を受けることが大切です。被害者の状況を考慮した妥当な金額を請求し、納得いく示談を目指しましょう。