AppleCare+の加入率は?

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日本のスマホユーザーは、端末保証への加入率が高く、70.6%が格安スマホ事業者やAppleCare+などの端末保証に加入しています。一方、保険のみ加入は8.1%、端末保証と保険の両方に加入している人は21.3%という結果が出ています。
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なぜ日本人はスマホに過保護? AppleCare+加入率から見えるもの

スマートフォンは今や生活必需品。常に携帯し、電話やメール、SNS、ネットショッピングなど、多岐にわたる用途で使われています。しかし、その分だけ落下や水没のリスクも高まり、高額な修理費用が発生する可能性も。そこで注目されるのが、AppleCare+をはじめとする端末保証サービスです。

MM総研の調査によると、日本のスマホユーザーの端末保証加入率は70.6%と非常に高い数字を示しています。これは、格安スマホ事業者が提供する保証サービスや、AppleCare+といったメーカー保証の加入者が合わさった結果です。一方、保険のみ加入は8.1%、端末保証と保険の両方に加入している人は21.3%という結果が出ています。

なぜ、これほどまでに多くの日本人が端末保証に加入するのでしょうか?

1. 高額な修理費用への不安

スマートフォンの修理費用は決して安くありません。特に画面割れや水没など、重度の損傷の場合、数万円単位の費用がかかることも珍しくありません。AppleCare+などの保証サービスに加入しておけば、万が一の際にも安価に修理を受けることができ、高額な出費を抑えられます。

2. 複雑な修理手続きへの抵抗感

スマホの修理は、手続きが複雑で時間がかかるイメージを持つ人も多いでしょう。AppleCare+などの保証サービスは、電話やオンラインで簡単に手続きができ、スムーズに修理を受けられる点も魅力です。

3. 日本の「もったいない」文化

日本では古くから「もったいない」という精神が根付いており、壊れたものを簡単に捨てずに修理して長く使う文化があります。高価なスマホを長く大切に使うためにも、保証サービスへの加入が有効だと考える人が多いと言えるでしょう。

しかし、一方で端末保証は必ずしも必要ないという意見もあります。毎月の費用がかかる上に、保証期間中に故障しない場合、無駄な出費になってしまう可能性もあるからです。

最終的には、自身の利用状況や経済状況、リスク許容度などを考慮して、加入するかどうかを判断することが重要です。

今後の展望

今後、折りたたみスマホなど、より高機能・高価格なスマホが登場するにつれて、端末保証の需要はさらに高まると予想されます。一方で、スマホの耐久性向上や修理費用の低価格化が進めば、端末保証のあり方も変化していく可能性があります。

重要なのは、自身にとって最適な方法で大切なスマホを守ること。端末保証の加入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、冷静に判断することが大切です。