両家顔合わせの着物は母親は何を着ますか？

両家顔合わせにおける母親の着物選び

両家顔合わせは、新郎新婦の両家が初めて顔を合わせる大切な節目です。そのため、母親の着姿も慎重に選ぶ必要があります。ここでは、両家顔合わせにおける母親の着物の選び方についてご紹介します。

フォーマルな装いを

両家顔合わせはフォーマルな場であるため、母親の着物は格式を重んじた装いがふさわしいとされています。色留袖や訪問着など、上品で落ち着いた色柄のものを選びましょう。派手な印象にならないよう、落ち着いた色合いのものを選ぶのがポイントです。

新郎新婦を立てる

主役は新郎新婦であることを考慮し、母親の着物は新郎新婦を引き立てるような控えめな印象にすることが大切です。派手な柄や装飾の多い着物は避け、新郎新婦の着物の格に配慮しましょう。

親族全体の調和を意識する

母親の着物は、親族全体の服装との調和も図りましょう。新郎側と新婦側の母親の着物が格や色合いで大きく異なる場合は、周囲の印象も変わってしまいます。親族間で事前に相談し、全体的なバランスを考慮した着物を選択することが望ましいです。

色留袖

色留袖は、既婚女性が着用する最も格の高い着物です。両家顔合わせのようなフォーマルな場にも適しています。色留袖は、五つ紋や三つ紋が入っているものが多く、格調高い印象を与えます。

訪問着

訪問着は、色留袖に次いで格の高い着物です。五つ紋や三つ紋が入っているものもありますが、紋のないものもあります。柄が訪問先にふさわしいものであれば、両家顔合わせにも着用できます。

付け下げ

付け下げは、訪問着よりも格の低い着物ですが、両家顔合わせにも着用できます。紋が入っていませんが、華やかな柄が特徴です。派手すぎない柄や色合いのものを選びましょう。

小物類にも気を配る

着物の他にも、帯やバッグ、草履などの小物類にも気を配りましょう。帯は、着物の格に合ったものを選び、バッグや草履はフォーマルなデザインのものを選びます。

まとめ

両家顔合わせにおける母親の着物の選び方は、格式を重んじ、新郎新婦や親族全体の調和を意識することが大切です。色留袖や訪問着など、上品で落ち着いた色柄の着物を着用し、主役の新郎新婦を立てるような控えめな印象にしましょう。