入籍後にやる事って？

入籍後、幸せな新生活がスタート！…と思いきや、実はやるべきことがたくさんあるのをご存知でしょうか？ 婚姻届を提出してめでたく夫婦になった後、慌ただしさのあまり見落としがちな手続きや準備。スムーズな新生活を送るためにも、入籍後に必要な手続きや準備を整理して、忘れずに済ませていきましょう。

まず、役所への手続きです。これは入籍後、真っ先に取り組むべき最重要事項と言えるでしょう。 婚姻届の受理証明書は、氏名変更を伴う各種手続きにおいて必須となる大切な書類です。 これを取得せずに、他の手続きを進めようとすると、大幅な時間ロスにつながる可能性があります。市区町村役場では、婚姻届受理証明書に加え、転出・転入届（どちらかの住所が変わる場合）、住民票の写しなども同時に取得するのが効率的です。 もし、印鑑登録がまだであれば、この機会に登録しておきましょう。印鑑は、今後様々な場面で必要となりますので、忘れずに行いましょう。

役所の手続きと並行して、あるいは完了後に、会社への報告も忘れずに行いましょう。 多くの企業では、婚姻届の写しや、変更後の住民票の提出を求められます。 給与振込口座の変更や、社会保険関係の手続きなども必要となるでしょう。 事前に人事部などに必要な書類や手続きについて確認しておくとスムーズに進められます。 報告が遅れることで、給与の支給に遅れが生じたり、保険証の切り替えに支障をきたしたりする可能性もありますので、迅速な対応を心掛けましょう。

次に、個々の身の回りの手続きです。 これは人によって内容は異なりますが、見落としがちな部分も多く、入念な確認が必要です。 まず、身分証明書（運転免許証、パスポートなど）の氏名変更が必要です。 警察署や運転免許センターなど、各機関で手続きの方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。 保険証も同様に、氏名変更の手続きが必要です。健康保険組合などに連絡し、新しい保険証を発行してもらいましょう。 国民年金の手続きも必要となる場合があるので、確認が必要です。

金融機関の口座についても、氏名変更の手続きが必要となる場合があります。 特にクレジットカードやデビットカード、証券口座などは、忘れずに変更手続きを行いましょう。 また、オンラインバンキングを利用している場合は、ログイン情報などの変更が必要となるかもしれません。 さらに、携帯電話の契約内容も確認し、必要であれば氏名変更の手続きをしましょう。 携帯電話会社によって手続き方法が異なるため、事前にウェブサイトなどを確認することをお勧めします。

これらの手続き以外にも、住所変更に伴う各種サービスの変更（電気・ガス・水道料金の支払い方法、郵便物転送サービスなど）や、マイナンバーカードの氏名変更など、考慮すべき事項はたくさんあります。 チェックリストを作成し、一つ一つ確実に済ませていくことが重要です。 新生活の準備に追われがちですが、これらの手続きを漏れなく済ませることで、今後の生活がスムーズになります。 焦らず、一つずつ確実に進めて、幸せな新生活をスタートさせましょう。 必要に応じて、役所や関係各機関に問い合わせをすることを躊躇せず、積極的に相談しましょう。 困ったときは一人で抱え込まず、周りの人に相談することも大切です。 二人で協力して、新しい生活を築き上げていきましょう。