入籍後マイナンバーはどうすればいいですか?

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婚姻届にマイナンバーを記入する欄はありませんが、結婚で住所や氏名が変わった場合は、マイナンバーカードの記載事項変更が必要です。新住所地の自治体窓口で手続きを行いましょう。手続きの際は、マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号が必要になります。

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結婚後、マイナンバーはどうすればいい?手続きと注意点

結婚は人生における大きな転機であり、多くの手続きを伴います。その一つに、マイナンバーカードの住所氏名変更手続きがあります。婚姻届にマイナンバーを記入する欄はありませんが、結婚によって住所や氏名が変更された場合、マイナンバーカードの情報も変更する必要があります。この手続きを怠ると、様々な手続きで不都合が生じる可能性があるため、結婚後速やかに対応することが重要です。

まず、重要なのは、マイナンバー自体に変更はないということです。マイナンバーは、国民一人ひとりに割り当てられた、一生涯変わらない固有の番号です。変更が必要となるのは、マイナンバーカードに記載されている住所氏名情報です。結婚によって氏名が変わったり、夫または妻の住所に転居したりした場合、これらの情報を反映させるために、マイナンバーカードの記載事項変更手続きが必要になります。

具体的な手続きは、新住所地の市区町村役場(または区役所、町村役場)の窓口で行います。必要な書類は、主に以下の通りです。

  • マイナンバーカード:変更前の住所氏名等が記載されているカードです。紛失や破損の場合は、事前に再発行手続きが必要です。
  • 変更を証明する書類:戸籍謄本や住民票など、婚姻によって氏名または住所が変更されたことを証明する書類です。戸籍謄本であれば、結婚後発行されたものが望ましいでしょう。
  • 本人確認書類:運転免許証、パスポートなど、本人の身分を証明できる書類です。
  • 印鑑:マイナンバーカードの交付時に登録した印鑑(認印可)が必要です。ただし、自治体によっては不要な場合もあります。事前に確認しましょう。

手続きの際には、マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号が必要になります。この暗証番号を忘れてしまった場合は、事前に再設定の手続きを行う必要があります。暗証番号を忘れたまま窓口に行くと、手続きに時間がかかったり、追加の手続きが必要になったりする可能性があります。暗証番号は大切に保管し、忘れないようにしましょう。

また、マイナンバーカードの住所変更手続きと同時に、住民票の住所変更手続きも忘れずに行う必要があります。住民票とマイナンバーカードの住所情報が一致していないと、各種手続きに支障をきたす可能性があります。

さらに、結婚後、クレジットカードや銀行口座、保険証など、住所や氏名が記載されている各種書類の変更手続きも忘れずに行いましょう。これらの書類の住所や氏名が変更前のままになっていると、郵便物が届かなかったり、サービスの利用に支障をきたしたりする可能性があります。

マイナンバーカードの記載事項変更は、結婚後できるだけ早く行うことが重要です。手続き自体は比較的簡単ですが、必要な書類を事前に準備し、暗証番号を忘れないように注意することで、スムーズな手続きを進めることができます。不明な点があれば、お住まいの市区町村役場にご相談ください。

最後に、オンラインでの手続きが可能な自治体も増えてきています。ご自身の自治体のホームページを確認し、オンライン申請が可能かどうか確認してみるのも良いでしょう。時間節約にも繋がります。 しかし、オンライン申請が可能な場合でも、必要な書類を事前に準備しておくことは変わりませんのでご注意ください。 快適な新生活を送るためにも、結婚後すぐにマイナンバーカードの変更手続きを完了させましょう。