婚姻届に不備があると入籍日は変わりますか?

15 ビュー
婚姻届に不備があっても、原則として入籍日は変わりません。 しかし、不備が重大な場合、訂正のために再提出を求められる場合があります。 その際、後日戸籍係から連絡があり、訂正の手続きが必要となります。 連絡先には昼間に連絡が取れる電話番号を必ず記入してください。
コメント 0 好き

婚姻届の不備と入籍日の関係

婚姻届には、名前、生年月日、住所など、結婚する二人の当事者の情報が記載されています。これらの情報には正確性と完全性が求められます。記入に不備があると婚姻届の処理に時間がかかったり、訂正のために再提出を求められたりする可能性があります。

入籍日に影響しない不備

軽微な不備は入籍日に影響しません。例えば、次のような不備です。

  • 誤字や脱字がある
  • 住所の都道府県名が省略されている
  • 署名が多少乱雑である

このような不備は、戸籍係が修正することができます。

入籍日に影響する不備

重大な不備の場合は、訂正のために再提出が必要となり、入籍日が変更される可能性があります。次のような不備は重大とみなされます。

  • 氏名や生年月日などの基本情報が間違っている
  • 提出された書類に不備がある(戸籍謄本など)
  • 証人が法定代理人ではない(未成年者の場合)

再提出が必要な場合の連絡

不備が重大な場合、戸籍係から後日連絡があります。訂正の手続きが必要となり、連絡先には昼間に連絡が取れる電話番号を必ず記入してください。再提出を求められた場合は、速やかに訂正された婚姻届を提出することが重要です。

再提出後の入籍日

訂正された婚姻届が提出されると、入籍日はいったん取り消されます。再度婚姻届が受理されたときに入籍日が確定します。そのため、再提出後の入籍日は、当初予定していた入籍日とは異なる場合があります。

不備を避けるための注意事項

婚姻届を記入する際には、以下の注意事項に従うことで不備を避けることができます。

  • 記載事項を慎重に確認する
  • 提出する書類を漏れなく添付する
  • 証人欄に法定代理人(未成年者の場合)か、成人2名を署名させる
  • 昼間に連絡が取れる電話番号を記入する

婚姻届に不備があると、手続きに時間がかかったり、入籍日が変更されたりする場合があります。正確かつ完全な記入を心がけることで、スムーズな入籍手続きが可能になります。