披露宴 余興 何する？

披露宴の余興、何をすればいいんだろう…と頭を悩ませている皆さん、こんにちは！数々の結婚式を彩ってきた筆者が、ありきたりではない、記憶に残る余興のヒントをいくつかご提案します。定番の出し物ではなく、新郎新婦の人となり、そしてゲストとの繋がりを大切にした、本当に「心に残る」余興を目指しましょう。

まず、重要なのは「誰のための余興か」を再確認することです。主役は新郎新婦、そしてその幸せを分かち合うゲストです。彼らのことを一番に考え、企画を練り上げていくことが成功の鍵となります。単に面白い、盛り上がる、というだけでなく、新郎新婦の喜び、ゲストの笑顔を想像しながら、余興の内容を決定していきましょう。

よくある「歌」や「ダンス」は、もちろん魅力的な選択肢です。しかし、ただ歌って踊るのではなく、オリジナリティを追求してみませんか？例えば、新郎新婦の馴れ初めを歌詞に織り込んだオリジナルソングを制作する、二人が好きな映画のテーマ曲をアレンジしてダンスを披露するなど、二人の歴史や個性を反映させることで、感動も倍増します。 さらに、参加型のダンスにすれば、ゲストも一緒に盛り上がり、一体感を生み出せます。事前に簡単な振り付けを動画などで共有しておけば、準備もスムーズです。

「ムービー」も、近年人気の余興です。プロ並みの編集技術は必要ありません。大切なのは、新郎新婦への祝福の気持ちが素直に伝わること。友人や家族からのメッセージ動画、二人の写真や動画を編集した思い出ムービー、あるいは、ゲストが撮影した写真や動画を繋ぎ合わせた共同制作ムービーなど、様々な方法があります。 ポイントは、感動的なBGMや、二人の写真選び、そして、メッセージの言葉選びです。 短い言葉でも、心温まるメッセージは、新郎新婦の心に深く響くでしょう。

「ゲーム」は、ゲスト参加型の余興として最適です。新郎新婦に関するクイズや、二人の思い出の写真を当てるゲームなど、事前に準備しておけば、場を盛り上げ、ゲスト同士の交流を促すことができます。ただし、ゲームのルールはシンプルで分かりやすく、参加しやすいものを選びましょう。参加賞を用意するのも、ゲストへの配慮としておすすめです。

楽器演奏は、高度な技術が求められる場合もありますが、アコースティックギターによる静かな演奏や、複数人で編成されたバンド演奏など、様々なバリエーションがあります。新郎新婦の好きな曲を演奏すれば、特別なプレゼントとなるでしょう。演奏スキルに自信がない場合は、事前に練習を重ねたり、プロの演奏家に依頼するのも良い選択肢です。

最後に、忘れてはいけないのは、サプライズ要素です。新郎新婦が全く予想していない演出を取り入れることで、感動はさらに深まります。例えば、余興の途中で、サプライズゲストが登場する、事前に準備していたプレゼントを贈呈するなど、様々なサプライズ演出が可能です。

大切なのは、技術や完成度よりも、新郎新婦への愛情と、ゲストへの感謝の気持ちがどれだけ込められているかです。少しの工夫と、真心こもった準備で、きっと忘れられない一日を演出できるはずです。 自信を持って、最高の余興を披露してください！