籍を入れるのにいくらかかりますか？

籍を入れるのにいくらかかる？意外と知らない費用の内訳と節約術

結婚が決まり、いよいよ籍を入れる段階。結婚式や新生活の準備に何かと費用がかさむ時期ですが、「籍を入れる」こと自体にも費用が発生するのでしょうか？

結論から言うと、籍を入れること自体には基本的に費用はかかりません。役所に婚姻届を提出するだけなら、手数料は無料です。ただし、婚姻届を提出するまでの準備や、提出後の手続きには、見落としがちな費用が発生する可能性があります。

1. 婚姻届の準備にかかる費用:

• 戸籍謄本（または戸籍抄本）の発行手数料: 本籍地が現在住んでいる場所と異なる場合、戸籍謄本（または戸籍抄本）が必要になります。これは1通あたり数百円程度で、自治体によって料金が異なります。郵送で取り寄せる場合は、郵送料も考慮しましょう。
• 本人確認書類の準備費用: マイナンバーカードや運転免許証など、本人確認書類のコピー代が発生する場合があります。

2. 婚姻届提出後の手続きにかかる費用:

• 印鑑登録の変更手数料: 名字が変わる場合は、印鑑登録の変更が必要になります。こちらも数百円程度の手数料がかかる場合があります。
• 運転免許証やパスポートの氏名変更手数料: 運転免許証やパスポートの氏名変更は無料ですが、写真が必要な場合は、証明写真代が発生します。
• 銀行口座やクレジットカードの氏名変更手数料: 銀行によっては、氏名変更に手数料がかかる場合があります。クレジットカード会社も同様に確認しておきましょう。
• その他、各種契約の名義変更手数料: 保険、携帯電話、公共料金など、様々な契約の名義変更が必要になります。手数料の有無は契約内容によって異なるため、事前に確認が必要です。

3. 婚姻届の提出を記念するための費用:

これは必須ではありませんが、思い出に残る一日にするために、以下のような費用が発生する可能性があります。

• 婚姻届受理証明書の発行手数料: 婚姻届が受理されたことを証明する書類です。記念として保管しておきたい場合に申請します。自治体によって料金は異なりますが、数百円程度です。
• 記念写真撮影費用: 役所や思い出の場所で写真を撮る場合は、写真代が発生します。
• ちょっとしたお祝いの食事代: 婚姻届提出後、二人で食事に出かける場合は、食事代がかかります。

費用を抑えるための節約術:

• 戸籍謄本は早めに準備する: 役所の窓口は混み合うことが多いので、時間に余裕を持って準備しましょう。郵送で取り寄せる場合は、日数に余裕を持つことが大切です。
• 各種名義変更はまとめて行う: 時間と手間を省くために、できるだけまとめて手続きを行いましょう。
• 手数料無料の銀行やクレジットカードを選ぶ: 氏名変更手数料が無料の銀行やクレジットカードを選んでおくと、費用を抑えることができます。
• 手作りアイテムを活用する: 記念写真撮影に使う小物や、お祝いのメッセージカードなどを手作りすれば、費用を抑えながら思い出に残るものを作ることができます。

まとめ:

籍を入れること自体は無料ですが、準備や手続きには意外と費用がかかることがあります。事前にしっかりと費用を把握し、計画的に準備を進めることで、スムーズに手続きを進めることができます。思い出に残る素敵なスタートを切ってくださいね。